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森七菜&宮崎あおい&吉岡秀隆ら、松村北斗主演『秒速5センチメートル』出演 映像とビジュアルも

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森七菜&宮崎あおい&吉岡秀隆ら、松村北斗主演『秒速5センチメートル』出演 映像とビジュアルも


新海誠監督の劇場アニメーションを、松村北斗主演で実写映画する『秒速5センチメートル』。この度、新たなキャストが発表され、予告編とティザービジュアル第3弾が公開された。

『君の名は。』『すずめの戸締まり』などを手掛ける新海監督。アニメーション『秒速5センチメートル』は、映像美・音楽・特徴的なセリフで編まれた詩的な世界観が、センチメンタリズムが凝縮された新海ワールドの原点との呼び声も高く、公開から18年たったいまもなお、世界中で愛され続けている。

『天気の子』ではヒロイン・天野陽菜役を務めた森七菜が、本作に向けて撮影の2か月以上前からサーフィンの練習を繰り返し行い、遠野貴樹(松村北斗)に思いを寄せる高校の同級生・澄田花苗を演じる。貴樹の高校生時代は、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」、『不死身ラヴァーズ』に出演した青木柚。

貴樹と同じ会社で働く同僚・水野理紗は、『菊とギロチン』『鈴木家の嘘』の木竜麻生。
花苗の姉で、貴樹が通う高校の教員を務める輿水美鳥は宮崎あおい。科学館の館長・小川龍一は、吉岡秀隆が演じる。

森七菜&宮崎あおい&吉岡秀隆ら、松村北斗主演『秒速5センチメートル』出演 映像とビジュアルも

そして、山崎まさよしの「One more time, One more chance ~劇場用実写映画『秒速5センチメートル』Remaster~」が劇中歌に決定。楽曲を使用した映像も公開。


踏切越しに浮かべた無邪気な笑顔と、電話ボックスで謝りながら流す涙。雪と桜の花びらが舞う夜更け、瞳を閉じた貴樹の心に浮かぶのは、幼き日の篠原明里との忘れられない記憶。あの日の約束を、いまも僕は想い出す――。

明里と過ごした笑顔あふれる輝かしい小学生時代、自然豊かな種子島で、どこか心ここにあらず過ごした高校生時代、漠然とした不安と焦燥感を抱えた社会人時代が、四季折々の美しい映像を織り交ぜながら映し出される。

本作は、原作でも印象的な雪、桜、空、海などの自然や、その世界観を大切に扱うべく、2024年から2025年にかけて、季節をまたいだロケ撮影を敢行。高校生時代は原作と同じく、種子島で撮影した。

今回のティザービジュアルは、高校生時代の貴樹と花苗が過ごした自然に恵まれた種子島で、輝く水面に向かってうつむく花苗。夕暮れの刻、紅がかった淡い青色の空の下で見つめ合う貴樹と花苗が。「遠野くんは、私のずっと向こう、もっとずっと遠くの何かを見ている。」花苗の切ない恋心を切り取った、本編カットを使用した2種だ。

森七菜&宮崎あおい&吉岡秀隆ら、松村北斗主演『秒速5センチメートル』出演 映像とビジュアルも

コメント

森七菜
長かった髪を切って肌を焼き、種子島に降り立ってからの1ヶ月間。
花苗に再び命を吹き込むという誇りある責任を感じながら、この作品の中で花苗としてどう生きていくかを毎日考え続けました。
種子島の自然が私たちを歓迎してくれる姿はあまりにも美しく、原作への感謝すら感じられるほどでした。

奥山監督をはじめとするスタッフのみなさんと毎カット敬意を持ち緊張感がありながらも、
表現することの楽しさを胸に丁寧に撮り重ねていったものがどんな風に皆様の元へ届くのか楽しみです。

青木柚
あの、秒速5センチメートル。
漠然とした気持ちを重ねながら何度も観た、新海誠さんの物語。出演が決まってからも光栄な気持ちでいっぱい
で、中々実感が湧かなかったのを覚えています。
奥山監督の真摯な想いが伝播したチームの空気感と、壮大で果てしない種子島の景色。どこを切り取っても特別
で、忘れられない夏でした。
種子島で“遠野くん”と呼ばれる全ての瞬間が、松村さんと上田さんの東京での日々に結びつくことを願いなが
ら撮影しました。自分もスクリーンで観るのが楽しみです。
木竜麻生
『秒速5センチメートル』というたくさんの人の心に残り愛されている作品を、奥山監督をはじめとする素晴ら
しいチームの皆さんが向き合っていく、そこに自分が参加できたこと、こんなことがあるのかと今でも不思議に
感じつつ、とても嬉しく思っています。
ご一緒したいと願っていたキャスト・スタッフの皆さんと、微細な心のかけらを、こぼれ落ちてしまわないよう
に丁寧に誠実に拾い上げていく時間は、せつなくもやさしい時間でした。
この映画を映画館で観られることを今から楽しみにしています。

宮崎あおい
奥山監督と初めてお会いした時に、原作へのリスペクトを持ち、まっすぐお話をしてくださる姿に、現場に入る
日がとても楽しみになりました。
日々楽しそうに、柔軟に作品と向き合う監督を中心に回る現場はとても穏やかで居心地が良かったです。
種子島の豊かな自然に助けられながら、あの時あの場所でしか切り取れない瞬間も沢山詰まった作品になってい
ると思います。
原作ファンの皆様にもぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。

吉岡秀隆
最初に実写化すると聞いた時は、僕も含めてたくさんの方が大事にしている、新海ワールドの原石ともいえるよ
うな作品にあえて挑むんだという戸惑いと驚きがありました。

でも、読ませていただいた台本が素敵な話で、こんな風に実写にしようとしているんだと納得しました。
松村さんは、とてもきれいな眼をしていながら、どこかさみしげな、彼特有の独特な孤独感があって、初めて会
った時から、まさにそこに遠野貴樹君がいるという印象でした。
奥山監督とは、初めてご一緒しましたが、とても丁寧で、たくさん悩みながら作品と向き合っていらっしゃって、
現場にもその丁寧さが表れているなと感じています。
奥山監督の手がける『秒速5センチメートル』に、自分が少しでも役に立てていたらいいなと思っています。

山崎まさよし
2007年に公開された劇場アニメーション『秒速5センチメートル』で、この「One more time, One more chance」
を起用いただいた際に、
新海誠監督がこの歌に新たに命を吹き込んでくださった気がしています。
今回の実写化に際してもまた劇中歌として使用いただけるということで僕としても光栄に思います。
こうして皆さまにかわいがっていただいて幸せな歌ですね。奥山監督の手がける新たな『秒速5センチメートル』も楽しみにしています。

山崎まさよし

『秒速5センチメートル』は10月10日(金)より全国東宝系にて公開。

※宮崎あおいの「崎」は、正しくは「たつさき」

(シネマカフェ編集部)

■関連作品:
秒速5センチメートル(2025) 2025年10月10日より全国東宝系にて公開
©2025「秒速5センチメートル」製作委員会

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