ダニエル・クレイグ、短編映画で女装姿披露 ナレーションは『007』のMが担当
(Photo:cinemacafe.net)
ダニエル・クレイグが、3月8日の国際女性デーにあわせて作られた短編映画に出演、女装姿を披露した。
この短編映画は性差別撤廃を目指す慈善グループ「Equals」が製作したもので、『キック・アス』のジェーン・ゴールドマンが脚本を執筆、『ノーウェアボーイひとりぼっちのあいつ』のサム・テイラー=ウッドがメガホンをとった。
ダニエルは『007』シリーズのジェームズ・ボンド役でおなじみだが、同シリーズでボンドの上司「M」を演じるジュディ・デンチが本作のナレーションを担当。Mがボンドに「私たちは平等。そうでしょう、007?」と語りかけ、男女間の賃金格差や妊娠出産後の女性が復職する難しさなど、ジェンダーの問題を次々に挙げていく。
やがてMはボンドに「女性を愛してやまないあなただけど、女性であるというのはどういうことか、考えたことはある?」と問いかける。スーツ姿のボンドはカメラの前から立ち去り、次に現われた彼はワンピースにハイヒール、ブロンドのウィッグをつけている。Mはさらにイギリス国内のドメスティック・バイオレンス被害女性の数などをあげ、最後に「私たちは平等かしら?答えがイエスになるまで、私たちは問いかけをやめません」