當真あみが主人公、谷口悟朗監督&近藤勝也が初タッグ!『パリに咲くエトワール』3月公開
當真あみが主人公の声を担当するオリジナル劇場アニメーション『パリに咲くエトワール』の公開が決定した。
画家を夢見るフジコと、バレエに心惹かれる千鶴。横浜で偶然出会ったふたりは、運命に導かれるようにパリで再会。20世紀初頭のパリで、夢を追い求め奮闘するふたりの姿は、誰の心にもある“明日への希望”を呼び覚ましていく――。
本作は、『ONE PIECE FILM RED』『コードギアス 反逆のルルーシュ』の谷口悟朗監督と、『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』のキャラクターデザイン・近藤勝也といったヒットメーカーが、初めて手を携えた劇場アニメーション。
1900年代初頭、困難な時代にあって、諦めることなく星<エトワール>に手を伸ばそうとする日本人のふたりの少女の物語を描く。
主演ドラマ「ちはやふるーめぐりー」が放送中の當真が演じる主人公は、画家を夢見る少女・フジコ。そんな彼女が、部屋の窓から身を乗り出す、近藤氏が描き下ろしたティザービジュアルも公開。
背景には、パリの街並みを望み、この街を舞台にこれから始まる物語に胸が高鳴る様子が伝わってくる。
コメント
當真あみアニメーション映画『パリに咲くエトワール』に継田フジコ役で出演させていただきます。
それぞれのキャラクターたちに命が吹き込まれ、真っ白だった世界が一気に色付いていくのを見て、
皆さんにお届けできる頃にはどれほど自由で鮮やかな作品ができるのだろうと希望と期待に胸を踊らせました。
フジコという普段の自分とは全く違った真逆な女の子を演じるにあたり、役作りや声優というお芝居の違いの難しさを改めて感じながらも、楽しく演じさせていただきました。
20世紀初頭、周りの人の声や世の中の流れに逆らい、女性がたった一人で異国の地へ向かい夢を追いかける姿は、現代を生きる私にも、自由であり続けて良いと勇気をくれるようでした。
そんな姿を見ていただける方にも感じで貰えると思います。
谷口悟朗監督
コロナ禍のなか、自主制作のような形でコツコツと作り続けてきた作品が、ようやく皆さんにお届けできる段階になりました。近藤さんをはじめ、多くのスタッフやキャストの皆さんに心から感謝しています。
楽しんでいただけたら嬉しいです。
〈當真あみ起用理由〉
純粋であること、企み感がないこと、等身大であること、愛嬌があること、そしてどこかに芯を感じさせること。これが今回、主人公をキャスティングするうえで私が大切にした声の基準でした。アフレコの時期に、このキャリアでの當真あみさんに出会えたことは本当に幸運でした。
近藤勝也
7年前の5月に、長野の僕の自宅まで訪ねて来て下さった人がいる。アルボアニメーションのプロデューサー、カルキ・ラジーブさんだ。当然初対面。その彼から、今企画している映画のキャラクターを作ってくれないかと誘われた。
僕はすぐ様、丁重?にお断りした。しかし彼は「イメージ画だけでも・・・」とあきらめない。彼の熱意に打たれてお引き受けする事にした。しかしそこからが長かった。イメージ画に留まらず、原画も参加することになる。
それから7年、僕たちの映画は来年3月に公開予定だ。ラジーブさん!スタッフの皆さん!成功をお祈りしております。
『パリに咲くエトワール』は2026年3月13日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)
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