『ランウェイ☆ビート』瀬戸康史インタビュー 恋も仕事も九州男児 風格漂わせる22歳
(Photo:cinemacafe.net)
誰が彼を“乙男(オトメン)”などと呼んだのか?劇中の衣裳でもある巻きスカートがよく似合っているが、その表情はキリリと雄々しく、眼光は鋭い。何より、自身も「九州男児」と語るように、その口をついて出る言葉からは硬派で一徹な内面がうかがえる。瀬戸康史、22歳。昨年来、次々と話題のドラマに出演し、今年は大河ドラマにも挑戦した。そんな彼が、ファッションデザイナーの卵で天才的なセンスを持つ高校生を演じた『ランウェイ☆ビート』がついに公開。青春映画であり、家族の物語でもある本作。素の自身に置き換えて、感じることも多々あったようだが…。
「期待に応えるのが俺の使命」
自らを「クヨクヨとマイナスのことを考えない前向きな性格」と評し「(自身が演じた)美糸(ビート)は自分と似てるな、と思いました」という瀬戸さん。
だが、これまで演じてきた役柄にはない決定的な要素も。
「天才っていう部分ですね。ビートのセリフや(洋服を作る)手さばきからしてそうなんですよ。でも、彼はまだ高校生なんです。普通にやると大人っぽく見えすぎちゃうので、そこで高校生らしさを出すのは難しかった。