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柄本佑主演×渡辺謙共演で江戸ミステリー『木挽町のあだ討ち』映画化 2月27日公開

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柄本佑主演×渡辺謙共演で江戸ミステリー『木挽町のあだ討ち』映画化 2月27日公開


柄本佑主演映画『木挽町のあだ討ち』の公開が決定した。

ある雪の降る夜、芝居小屋のすぐそばで美しい若衆・菊之助による仇討ちが見事に成し遂げられた。その事件は多くの人々の目撃により美談として語られることとなる。1年半後、菊之助の縁者と名乗る侍・総一郎が「仇討ちの顛末を知りたい」と芝居小屋を訪れるが…。菊之助に関わった人々から事件の経緯を聞く中で徐々に明らかになっていく事実。果たして、仇討ちの裏に隠されたその「秘密」とは。そこには、想像を超える展開が待ち受けていた――。

原作は、永井紗耶子による、第169回直木賞、第36回山本周五郎賞をW受賞した同名時代小説。


柄本佑主演×渡辺謙共演で江戸ミステリー『木挽町のあだ討ち』映画化 2月27日公開

江戸の芝居町で語り草となった大事件をめぐる物語は、「時代考証の確かさ」と「登場人物たちのリアルな感情描写」が各方面から高く評価され、江戸の世界へと導かれるようなストーリー展開に多くの読者の心を震わせた。「このミステリーがすごい!2024年版」国内編や「ミステリが読みたい!2024年版」国内篇などにランクイン、歌舞伎の舞台化も決定し話題沸騰。

本作で主演する柄本が演じるのは、仇討ちに隠された真実に迫る田舎侍・加瀬総一郎。刑事コロンボを思わせるチャーミングな性格でありながら、鋭い観察眼も持ち合わせ、探偵のように事件を暴いていく。

柄本の軽妙さは今作でも存分に役に落とし込まれ、親しみやすいキャラクターに。出演にあたって「何を隠そううちの父は木挽町の生まれでして、今作の小説が出た時に『これは読まなければ』と、あまり本を読まない僕が珍しく買って読んでた小説なわけなのですが、まさか自分にお話が来ようとは思いもしませんでした」とコメントも寄せた。

監督・脚本は『東京タワー』『大停電の夜に』の源孝志が務める。柄本は「源監督は出演数の1番多い監督。
スタッフも勝手知ったる旧知の仲間。皆さんとのお仕事はいつも楽しいばかり。加えて京都太秦撮影所でのがっつり撮影ですから、隅から隅まで俺得でしかない現場でした。原作を読んだことのある方は『あれ、どうやって映画にするのん??』と思われるかもですがご安心を。流石源監督。ホンを読んで『そうきたかぁ』と唸りました」と語っている。

また、総一郎が訪れる芝居小屋「森田座」の中心人物であり、仇討ちを成し遂げたその裏で密かに謀略を巡らせていた黒幕の立作者・篠田金治を渡辺謙が演じる(※立作者=江戸時代の歌舞伎における、企画から脚本執筆の総指揮を執る人物)。原作ファンであった渡辺は「原作を読んだ時、この作品映画でやりたいなと思っていました。
源さんから出演をオファーされた時、2つ返事でした。脚本はミステリーと群像劇の要素が入り、東映らしい痛快なチャンバラ時代劇になりました」と出演への喜びを明かした。

今作が初共演となった柄本と渡辺が写るティザービジュアルも公開。2人の間にいる女性は何者で、どこへ向かっているのか、2人との関係は…。さらに、雪の中事件現場を彷彿とさせる赤い花弁を前に考え込むような総一郎と、意味深げに落ちている赤い和傘が印象的なビジュアルも到着した。

柄本佑主演×渡辺謙共演で江戸ミステリー『木挽町のあだ討ち』映画化 2月27日公開

『木挽町のあだ討ち』は2026年2月27日(金)より全国にて公開。

(シネマカフェ編集部)

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⽊挽町のあだ討ち 2026年2⽉27⽇より全国にて公開
Ⓒ2026「⽊挽町のあだ討ち」製作委員会

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