濱田龍臣インタビュー 注目度上昇中の子役が声優デビュー 主人公との共通点は…
(Photo:cinemacafe.net)
「もし火星に行けるなら、低重力の中でジャンプしてみたい」
さらわれたママを助けるため、ロケットに乗り込んで火星へ向かった少年・マイロの冒険と成長を描く本作。物語の冒頭では、ママの言いつけを守らない反抗的なマイロの姿が映し出される。濱田くんもマイロと同じようにお母さんに叱られたり、時にお母さんに“反抗”を試みることがあるそう。
「朝、布団から出たくなくて『おれは出ないぞ!』って隠れたり、お母さんに『着替えなさい』と言われてもこたつから出なかったり(笑)。でもそうするとお母さんに『コラッ!』って怒られて、それでもほっといてボーっとしてて、引きずり出されたりしてます。でも、ケンカになると、最後は僕が泣いて『ごめんなさい』って言います」。
劇中のマイロの一家と同じように、どちらかというとお母さんが厳しくて、お父さんは甘くてお願いしやすい?
「うーん、2人ともお願いしづらいかな…?相談するならお母さんですね。でも、お母さんが分からなくて『お父さんに言ったら?』とか言われたりするんです。『そこでそう言うかなぁ…』って、ちょっと残念ですね(笑)」。
マイロと似ているところ、似てないところを尋ねると「僕は、(食べ物の)好き嫌いはないので、そこは似てないですね。でも、やりなさいって言われたことを嫌々やるところは同じ。
マイロみたいに、何か言われても(低い声で)『はぁーーい…』とか『えぇーー』って感じ(笑)」とのこと。それでも、お母さんが火星人にさらわれてしまったら「そういうときは…やります。やるときはやります(笑)!」と頼もしい(?)返事が。
好きなシーンは「(火星で知り合った)グリブル、キーと一緒に冒険するところ」。さらに男の子らしいこんな願望も。
「(グリブルが作った機械のペット)ツーキャットがかわいくて好きですね。いつか、自分で作ってみたい!そうやってものを作るのは好きです。でも、設計図を書くのができないかな…(苦笑)。
もし火星に行けるなら、低重力の中でジャンプしてみたい」。
意外(?)なもうひとつの夢「棋士にもなりたいです」
目覚ましい活躍を見せるが、今後について「このお仕事を続けていきたい」と語る一方で、いま、もうひとつ熱中していることが。
「将棋が好きで棋士にもなりたいです。学校ではまだ負けたことないけど、家ではいつもお父さんにボロボロにやられてます。これまでお父さんとは500回くらいやったけど、3回しか勝ったことないんです」。
では、この1年の中で自分が成長したと思うのはどんなところ?
「仕事で髪をいじられても大丈夫になりました!前はカツラのピンが当たって痛かったり、かゆかったりしてヘアメイクさんから逃げ回ってたんです。プライベートでは…ちゃんと布団で寝るようになりました。前はこたつで寝ちゃうこともあったけど…(笑)。
でも、めんどくさがりで、ゴミをゴミ箱に投げて入れようとしたり、それで入らないと取りに行ってわざわざまた遠くから投げたり…そういうところは成長してないですね(笑)」。
現在10歳、成長はまだまだこれから。この先、やりたいこともいくらでも増えそう。では、もしいますぐ大人になれるとしたら、思う存分やってみたいことや“大人買い”してみたいものは?
「友達でやってる子はいるんですが、モンハン(※人気ゲームの『モンスターハンター』)やってみたいですね。お父さんがやってるのをいつも見てます(笑)。あとはレゴをいっぱい買って、設計図に書いてないような大きなもの作ってみたいです」。
(text:Naoki Kurozu)
■関連作品:
少年マイロの火星冒険記 3D 2011年4月23日より全国にて3D公開
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