村瀬歩ら人気声優、“擬人化されたお肉"となり集結『ミーツ・ザ・ワールド』劇中アニメ「ミート・イズ・マイン」映像解禁
杉咲花主演、松居大悟監督作『ミーツ・ザ・ワールド』の劇中に登場する擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」のアニメーション映像が解禁された。
芥川賞作家・金原ひとみが歌舞伎町を舞台に描いた、第35回柴田錬三郎賞を受賞した同名小説を映画化した本作。
擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」は、自分のことは好きになれない27歳の主人公・由嘉里(杉咲花)が、こよなく愛する作品という設定で、劇中アニメーションが重要な役割を果たす。
この度解禁されたのは、そんな「ミート・イズ・マイン」アニメ本編の第35話「昼ごはん」。トモサン(CV.村瀬歩)、ウルテ(CV.坂田将吾)、カイノミン(CV.三浦勝之)、シビレン(入江玲於奈)はお昼ご飯を食べるいつメン。ウルテのお弁当には歯ごたえのある食材がぎっしりでガリガリと歪な音を響かせながら食べると、周りは引き気味に…。カイノミンは菓子パン、シビレンはグミとそれぞれ個性的なお昼ごはんだ。そんな4人の前に現れたのは、お弁当を忘れて空腹で倒れ込むヒレ様(CV.田丸篤志)。
トモサンお手製の可愛いキャラ弁を出されてじろぐが…という内容。最後にはヒレ様を待ちわびるハラミッチ(CV.阿座上洋平)たちの姿も映し出される。
松居大悟監督は映画本編に加え、アニメーションの総監督も担当。アニメーション監督の深瀬沙哉(UWAN Pictures)とともに1年かけて「ミート・イズ・マイン」を制作した。「中途半端に作ったら由香里が素敵に見えなくなってしまうため、がっつり取り組むことに迷いはありませんでしたが、3本くらい同時に映画を作っている感覚でパンクしそうでした」と明かした。
「原作からヒントをいただきつつ、日常系なのかドタバタ系なのかといったジャンルや、アニメの世界観や全キャラの性格づけ、キャラクターデザインや制服等のビジュアルの方向性を決めて、ショートアニメ3話分の脚本を作りました。ただそのままでは作画作業には入れないので、コンテを切って、オープニング曲の作詞もして……。同時進行で二次創作作家さんたちにカップリングを提案して制作に入っていただき、1年ほどかけて仕上げていきました」と振り返っている。
さらに併せて由嘉里がライ(南琴奈)をつれて、「ミート・イズ・マイン」の同人誌やグッズを買いに行くシーンの場面写真も解禁。店の展開も細部までこだわっており、非常にリアリティが高い1枚となっている。
『ミーツ・ザ・ワールド』は10月24日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)
■関連作品:
ミーツ・ザ・ワールド 2025年10月24日より公開
©金原ひとみ/集英社・映画「ミーツ・ザ・ワールド」製作委員会
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