『トロン:アレス』鑑賞前におさえておきたい“要注目キャラクター”を紹介
映画『トロン:アレス』が10月10日(金)本日、公開を迎えた。今回は、まだ本作を鑑賞していない人へ、個性溢れる主要キャラクターを紹介したい。
世界で初めて長編映画としてCGを本格導入し、その革新的な技術とビジュアルで世界を席巻。映像エンターテインメントの歴史を変えた『トロン』。
本作は、その最新作。舞台は、高度なAIプログラムを現実の世界で実体化させることに成功した世界。ディリンジャー社は、最強の人型軍事AI・アレスを現実世界に実体化させる。AI兵士が現実世界で生存できるのは29分間だが、AI兵士たちは永遠を求めて暴走を始める。
物語を大きく動かすのは、互いに技術力を競い合っている、最新テクノロジー開発するグローバル企業「エンコム社」と「ディリンジャー社」。
「エンコム社」といえば、『トロン』の主人公ケヴィン・フリンが創設した企業だが、本作では現CEOのイヴが登場する。イヴとテス姉妹は、共にエンコム社を立て直した立役者だが、イヴは病気によりテスを失い、喪失感を抱えている。とあることから、AIプログラムを現実世界で29分以上実体化できる“永続コード”を発見し、「ディリンジャー社」から命を狙われることに。
また、『トロン』『トロン:レガシー』にも登場したケヴィン・フリンにも注目。「エンコム社」の創設者であったが、それは当の昔のこと。今回、どのような形で登場するのか。シリーズ2作とストーリーは別ラインで進行する本作。
シリーズを知っている人はさらに、驚くべき展開が待っているかも。
一方で「ディリンジャー社」といえば、『トロン』にて社長であったケヴィン・フリンを「エンコム社」から追い出したデリンジャーという人物を思い浮かべる人もいるかもしれない。彼との正式な繋がりがあるかは定かではないが、“永続コード”をかけてイヴを狙うこととなるのが「ディリンジャー社」だ。
そこを牛耳るのは、母からCEOの座を引き継いだ開発者ジュリアン・ディリンジャー。
ディリンジャーは、テクノロジーの軍事利用を目論み、高度に発達したAIを実体化させることに成功。関係者に華々しくお披露目するも、29分の壁は超えられなかった。そこで、永続コードを入手するため、最強のAI兵士アレスとアテナを現実世界へと送り出す。当然のごとく、彼らも現実世界で生存できるのは29分間。
それぞれどのように攻めてくるのか、指令に忠実なふたりがどのような選択をしていくのか注目となっている。
『トロン:アレス』は10月10日(金)より日米同時公開。
(シネマカフェ編集部)
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トロン:アレス 2025年10月10日より全国にて公開
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