くらし情報『ジャーナリスト・武田頼政に聞く、八百長問題「いまこそ、転換する時期」』

ジャーナリスト・武田頼政に聞く、八百長問題「いまこそ、転換する時期」

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)

“データ”を武器に、世の中にはびこる問題の深層を検証し、世界中で反響を巻き起こした経済書を映画化した、エンタメ経済ムービー『ヤバい経済学』。本作では、身近なところに潜む“インセンティブ(=やりがい、成功報酬)”の存在に注目しながら問題を紐解いていくが、その中には、大相撲の八百長問題も…。8日(日)、夏場所に代わる五月技量審査場所が始まり注目を集めているが、この八百長問題を追及し、本作にも出演するフリージャーナリスト・武田頼政氏にずばり、問題の深層について聞いてみた。

3年前に執筆した一連の相撲報道で「雑誌ジャーナリズム賞」を受賞した武田氏だが、この報道をめぐり、大相撲協会や力士らが起こした集団訴訟により多額の損害賠償を言い渡された。だがその1年後、大相撲の八百長が表沙汰となり、ついに大相撲協会もそれを認めた。

本作の原作者であるS・D・レヴィット氏とS・J・ダブナー氏は、この問題もデータによって分析。相撲界にはびこる“インセンティブ”に注目していく。どのような分析をまとめたのかは観てのお楽しみだが、彼らのやり方について武田氏はこう語る。

「数値解析によって人間の行動パターンを定義することができ、人間は欲得(インセンティブ)

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