「緊張が痛いほど伝わる」「表情で語る演技が凄まじい」髙石あかりの演技力に引き込まれる「ばけばけ」
髙石あかりがヒロインを務める、NHK連続テレビ小説「ばけばけ」第7週・32回が放送。ついにヘブンの女中初日を迎えた主人公・トキだが、ヘブンの家では緊張の連続。その中で、花田旅館の面々の優しさや、トキの感情を微細な表情や全身で表現する高石の演技力にも引き続き絶賛が集まっている。
明治時代、武士の時代が終わった世の中で、松江に新しくやってきた外国人英語教師の家の住み込み女中の仕事を得たトキ。外国人が珍しい時代、世間からの偏見を受けることも覚悟の上で、女中になることを決意する。
前回・第31回の放送では、母フミ(池脇千鶴)や家族には花田旅館で働くと言い、三之丞(板垣李光人)には「おじ様から預かったお金」として給金20円の一部を渡して、2つのウソをつきながらも“これでよかったんだ…”と土手を歩くトキ。演じるラストシーンの高石の表情には多くの注目が集まっていた。
そして今回、“ラシャメン(西洋人の妾)”としての仕事も今日から始まる…と緊張でガチガチのトキを助けたのは花田旅館の面々。
トキの父・司之介(岡部たかし)をコメディタッチでごまかし話を合わせる様子に、「花田旅館の人たちのトキへの優しさ、気遣いに胸を掴まれる」「花田旅館のご主人とおかみさんの察しのよさに感動」という声とともに、「朝からすごい緊張感…」「緊張が痛いほど伝わってくる」「笑いと緊張感の緩急で描いた15分」「おトキちゃんの胸が詰まるような15分だった」など、その緊張感を共有した視聴者が多数。
そして「高石あかりさんの表情で語る演技が凄まじい」「ヘブンさんが出て行った途端、腰が抜けたようになって大の字になる」「お見合いのときぶりの大の字、緊張したよね…」など、高石の身体表現や表情での演技にも引き続き絶賛が寄せられている。
また、「お風呂どうぞ、は優しさだよ」「ヘブン先生も今のおトキちゃんの視点からだと得体のしれないこわい存在」「ここからどうやってオープニングのあの関係になっていくの」「ヘブンさんが怖いと思ってるおトキちゃんがいつしかその優しさや孤独を知って心を許していくんだよね。もう美女と野獣朝ドラ版じゃないかと」と、ここから2人の関係がどう変化していくのかに注目する声もあがっている。
【第7週】「オトキサン、ジョチュウ、OK?」
トキ(髙石あかり)は錦織(吉沢亮)立ち会いのもと、ヘブン(トミー・バストウ)の女中となるべく面談を受ける。
しかし、ヘブンに「ブシムスメ、チガウ!ダマス、ナイ!」と女中を断られてしまう。なんとかヘブンの女中として雇ってもらうことになったトキだったが、外国人の女中になったとは家族にも言えず葛藤の日々が始まる。
トキの様子を見て、家族は仕事内容を疑い始める。
次第に、トキの隠し事が明るみになっていく。
連続テレビ小説「ばけばけ」は月曜から金曜8時~NHK総合ほかにて放送中。
※土曜は1週間のふり返り
(シネマカフェ編集部)