韓国リメイク版「ドクターX：白いマフィアの時代」正式決定　地上波SBS新ドラマとして放送

2012年より放送を開始し、好評を得た医療ドラマ「ドクターX～外科医・大門未知子～」の韓国リメイク版の制作が正式スタート。テレビ朝日が発表した。

制作は、数々のグローバルヒットドラマを手掛けてきた韓国大手制作会社スタジオドラゴンとスタジオS（SBSドラマスタジオ）が担当、また2026年には韓国・地上波放送局SBSの新ドラマとして編成・放送されることが決定した。

「ドクターX～外科医・大門未知子～」は、2012年に放送を開始して以来、連続ドラマとして7シリーズを展開、昨年には劇場版も公開された。

天才的な腕を持つフリーランスの外科医・大門未知子が、病院や組織の権威に屈せず、自らの信念に従って患者を救う姿を描き、名セリフ「私、失敗しないので」とともに多くの共感を呼んだ。

全シリーズの平均視聴率は個人11.6％、世帯20.4％（関東地区、ビデオリサーチ調べ）を記録し、東京ドラマアウォード優秀賞、エランドール賞、橋田賞など、数々の賞を受賞している。

韓国版では「ドクターX：白いマフィアの時代」と題し、医療の世界を舞台にした社会派サスペンス“メディカル・ノワール”としてリメイク。

日本版の大門未知子にあたる主人公ケ・スジョン役には、大ヒットドラマ「涙の女王」に主演し、日本でも高い人気を誇る女優キム・ジウォンを起用。

また、神原晶にあたる名医紹介所の所長チャン・ヒスク役には、映画『パラサイト 半地下の家族』などで知られる実力派女優イ・ジョンウンが出演するなど、人気・実力ともに確かなキャストが揃う。

監督は「悪鬼」などを手がけたイ・ジョンリムが務め、日本の大ヒットドラマが新たな姿で生まれ変わる。

内山聖子エグゼクティブプロデューサーよりコメント

「ドクターX」はシリーズ当初より海外で多くの人が見てくださる作品でしたが、自身としては、世界各国でローカライズされる「ドクターＸ」を見たいとずっと願っておりました。
何年も前から韓国や北米のプロデューサーの方々ともリメイクの話をしましたが、この度素晴らしいキャスト、スタッフで成立して嬉しいです。
「世界中にドクターＸはいる」と信じています。
オリジナル作品のプロデューサーとしても、「ドクターＸ」のファンとしても、楽しみにしています。「ドクターX：白いマフィアの時代」は2026年、韓国SBS新金土ドラマ枠にて放送予定。

（シネマカフェ編集部）