「キネマの光で街を元気づけたい」磯村勇斗企画・プロデュース“第1回”しずおか映画祭の開催が決定 毎年開催へ
俳優の磯村勇斗が企画・プロデュースを務める「第1回しずおか映画祭」が、2026年5月23日(土)・24日(日)に静岡県静岡市にて開催されることが決定した。
「映画を身近に感じて欲しい」という磯村の映画への熱い思いと郷土愛が発端となり、2024年11月に静岡県沼津市で“プレ開催”された「しずおか映画祭」。沼津出身の原田眞人監督をはじめ、沼津で撮影された『さかなのこ』から沖田修一監督とのん、静岡出身の佐津川愛美プロデュース映画、磯村の友人・北村匠海初監督作品『世界征服やめた』の上映など、多彩な映画人たちが静岡に集結した。
そんな“第0回”を経て、正式に第1回として誕生。そして以後、「旅する映画祭」と称して、静岡県内の各地で毎年開催をしていく。
第1回の舞台は、静岡市。フランスのカンヌ市と姉妹都市でもある静岡市で、映画の上映やスペシャルな企画や子ども向けワークショップも検討されている。
今回の開催に向けて磯村は、「娯楽への感度が高く、多彩な文化を受け止めてきた静岡市で、かつての賑わいを、現代のかたちで取り戻したい。
地元の皆さまと手を取り合いながら、この映画祭を“この街の誇り”として育んでいきたいです」と熱いコメントを寄せている。
主宰・プロデューサー 磯村勇斗コメント全文
2024年11月、私の地元・静岡県沼津市にて「しずおか映画祭」をプレ開催いたしました。多くの映画ファンの皆さま、そして地域の皆さまに支えていただき、温かな熱量の中で無事に成功を収めることができました。心より御礼申し上げます。
そしてこのたび、その歩みを確かなものとして「第1回 しずおか映画祭」を開催いたします。
今回の舞台は、静岡県の中心である静岡市。ここを出発点に、私たちは「映画の息吹」を県内各地へと紡いでいきます。「旅する映画祭」として静岡県内を巡り、映画文化の発展と、街の賑わいの再生に寄与していきたいと考えています。
明治の初め、維新で混乱する静岡の街に活気を取り戻すため、芝居小屋が建ち並びました。
やがて時代は移り、映画館が立ち並ぶ街へと発展していった歴史があります。娯楽への感度が高く、多彩な文化を受け止めてきた静岡市で、かつての賑わいを、現代のかたちで取り戻したい。
地元の皆さまと手を取り合いながら、この映画祭を“この街の誇り”として育んでいきたいです。
「キネマの光で街を元気づけたい。」
この想いを胸に『第1回 しずおか映画祭』を開催いたします。
「第1回しずおか映画祭」は2026年5月23日(土)静岡市清水文化会館(マリナート)、2026年5月24日(日)静岡市内の映画館にて開催。
(シネマカフェ編集部)