「とにかく泣ける」興収10億円突破『栄光のバックホーム』口コミで伸び続けロングラン
現在公開中の映画『栄光のバックホーム』が、公開から4週目終了時点で累計動員80万3,821人、興行収入10億9,506万6,230円を記録したことが分かった。
阪神タイガースにドラフト2位指名され、翌年からプロ野球界でプレーした横田慎太郎選手。しかし、21歳で脳腫瘍を発症。引退を余儀なくされ最後の試合で感動のラストプレーを魅せた。本作は、その一球に込められたドラマを描いた自著「奇跡のバックホーム」と、ノンフィクション「栄光のバックホーム」の映画化。
11月28日より、全国294館で公開された本作。初週から週を追うごとの落ちが非常に少なく、1週目から2週目で78.9%、2週目から3週目で79.1%と、近年の邦画実写作品としても極めて珍しい安定した推移を維持。この週末も、前週比100%越えとなる劇場が多数、57劇場で前週比80%以上と好調な稼働を見せ、口コミを軸に観客層を広げ続けるロングラン型の興行となっている。
また、関西(大阪・兵庫)エリアのシェアが、通常作品の約2倍と非常に高いのも本作ならでは。横田選手の故郷、鹿児島エリアでも高い集客を維持し、地域発の熱量が全国興行を支えている。
「とにかく泣ける」「野球を知らなくても心に刺さる」「本当にたくさんの人に見てほしい」といった口コミも広がり、年に1~2本しか映画を観ないライト層にもリーチし、ランキング上位を維持することで、映画ファン層へも高い意欲が広がっている。
SNS上でも公開後に検索数が上昇し、満足度・推薦度はいずれも高水準を記録。内容が伝わりやすく、人に薦めたくなる作品であることが、結果としてロングランに繋がっている。
『栄光のバックホーム』は公開中。
(シネマカフェ編集部)
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栄光のバックホーム 2025年11月28日より全国にて公開
©2025「栄光のバックホーム」製作委員会