“男”の正体が掴めない…『災 劇場版』謎が深まる場面写真解禁

第73回サン・セバスティアン国際映画祭のコンペティション部門に正式招待された『災 劇場版』より、劇中の場面写真が一挙解禁となった。

本作は、斬新な映像表現が国内外で注目を集める監督集団「5月」の関友太郎と平瀬謙太朗が監督、脚本、編集を務める注目作。長編デビュー作『宮松と山下』に続き、スペイン語圏最大の歴史ある本年度のサン・セバスティアン国際映画祭で2作連続かつコンペティション部門での正式招待という快挙を成し遂げた。

前作からの再タッグとなる香川照之が主演を務め、中村アンをはじめとする主役級のキャストが脇を固める。WOWOWの「連続ドラマW災」を再構築し、全く新しい「恐怖」を描く映画として、観る者の信じる恐怖を覆すサイコ・サスペンスが誕生した。

この度、『災 劇場版』の場面写真が一挙解禁となった。不安にも必死そうにも見える表情で窓ガラスをホースで清掃する男（香川照之）。そしてその男とエレベーターで一緒になるが、気にも留めない様子の刑事の堂本（中村アン）、また死体が発見された現場で調査中の堂本と、その同僚の飯田（竹原ピストル）と菊池（宮近海斗）たち。

さらには、ファミレスにいる倉本（松田龍平）や、雨のなか佇む祐里（中島セナ）、煙草を吸う岸（シソンヌじろう）ら、災いに巻き込まれる人々の姿も。

倉本はどうして振り向いたのか、岸は誰に火をつけてもらっているのか、祐里は何を見たのか…。そして刑事たちは彼らの身に起こる「災い」の真相に辿り着けるのか――。

場面写真から本作の全容が徐々に明らかになるものの、「男」の正体はいまいち掴めない。ますます謎が深まる本作の続報に期待したい。

『災 劇場版』は2026年2月20日（金）より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。

（シネマカフェ編集部）

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