本国176億円超の大ヒット イン・ジョン主演『夜鶯 ―ある洋館での殺人事件―』2月27日公開決定
中国で興行収入176億円超を記録した『夜鶯 ―ある洋館での殺人事件―』が、2026年2月27日(金)より全国で公開されることが決定した。
本作は、アジア圏で絶大な人気を誇り、日本でもドラマ「君、花海棠の紅にあらず」で注目を集めた尹正(イン・ジョン)が主演を務める。本国では3週連続1位を記録し、2022年百花賞最優秀脚本賞を受賞した異例の大ヒット作である。
物語の舞台は1940年代、戦後の混乱期にある上海。落ちぶれた映画監督、芽が出ない脚本家、再起を期す元花形女優、敏腕プロデューサーなど、名声と富に飢えた映画業界人が、謎の富豪の呼びかけで豪華な洋館に集結する。
彼らに課せられた課題は、世間を騒がせた未解決の猟奇殺人事件を題材に、一夜で大ヒットする映画脚本を完成させること。しかし、この極秘会議には事件の真相を誰よりも知る人物…なんと事件の「本物の殺人犯」が同席していたのだ!
恐怖と野心に駆られた業界人たちは、真犯人から事件の真相を聞き出し、脚本に落とし込もうと命懸けの推理戦を繰り広げる。やがて、虚実が入り乱れる密室で、彼らが暴き出す事件の真相は、いつしか彼ら自身の過去や秘密と危険に繋がっていく。
彼らが一晩で完成させるのは、歴史に残る傑作映画か、それとも彼ら自身の運命を決定づける事件の結末か…。予測不能なトリック、事件の裏側に潜む人間ドラマ、そしてクライマックスの大どんでん返しが融合したエンターテインメント・ミステリーとなっている。
主演の尹正(イン・ジョン)は、売れない脚本家・李家輝(リー・ジアフイ)を演じる。一時代を築いた名女優・蘇夢蝶(スー・モンディエ)を演じたのは、中国俳優人気ランキングで常に上位に名を連ねる鄧家佳(ドン・ジアジア)。さらに『流転の地球』の楊皓宇(ヤン・ハオユー)をはじめ、陳明昊(チェン・ミンハオ)、張本煜(チャン・ベンユー)などの個性豊かな実力派俳優陣が競演している。
この度解禁されたメイン写真は、出演者らが緊張感をはらんだ意味深な表情を浮かべ、これから何かが起こるのではないかという不穏な空気が漂う一枚となっている。
『夜鶯 ―ある洋館での殺人事件―』は2026年2月27日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)