『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』全世界興収1196億円突破 3部作世界歴代No.1更新
ジェームズ・キャメロンが監督する『アバター』シリーズ最新作であり、シリーズ第一章の完結作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が現在公開中。この度、本作の世界興行収入が約1,196億円(7億6,039万ドル)に達したことが分かった。
本作の舞台は、神秘の星パンドラ。地球滅亡の危機に瀕した人類は、この星への侵略を開始。アバターとして潜入した元海兵隊員のジェイクは、パンドラの先住民ナヴィの女性ネイティリと家族を築き、人類と戦う決意をするが、アッシュ族のヴァランは、人類と手を組み復讐を果たそうとする。
公開2週目(12月26日~28日)の週末も、日本では洋画実写No.1をキープし、興行収入10億円を突破、動員55万人を達成。
アメリカでも100億円(6,400万ドル)を稼ぎ、2週連続1位となり、世界歴代興行収入3位を誇る前作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の2週目の数字99億円(6,333万ドル)を上回った。
世界の興行収入は、約1,196億円(7億6,039万ドル)に達し、公開から10日間で2025年公開ハリウッド映画の世界興行収入5位にランクイン。
本作を含めたシリーズ3作品の全世界興行収入が合計9,488億円を超え、史上最高の興行収入を記録した3部作(トリロジー)の数字を更新した。
<3部作(トリロジー)世界興行収入ランキング>
1位 『アバター」(『アバター』『~ウェイ・オブ・ウォーター』『~ファイヤー・アンド・アッシュ』)9488億円
2位 『スター・ウォーズ』(『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『~最後のジェダイ』『~スカイ・ウォーカーの夜明け』)約7056億円
3位 『スパイダーマン』(『スパイダーマン:ホームカミング』『~ファー・フロム・ホーム』『~ノー・ウェイ・ホーム』)約6279億円
4位 『ジュラシック・ワールド』(『ジュラシック・ワールド』『~炎の王国』『~新たなる支配者』)約6271億円
5位 『ロード・オブ・ザ・リング』(『ロード・オブ・ザ・リング』『~二つの塔』『~王の帰還』)約4671億円
あわせて、ジェームズ・キャメロン監督がこだわり抜いた3D撮影について語る特別映像が公開された。IMAXでの全世界オープニング成績が67.8億円(約4,310万ドル)と2025年公開作品の中でNo.1のオープニングを達成。1作目公開当時、従来の3D作品の飛び出すというイメージを覆し、作品世界に“没入する”という新しい映画体験が世界中を圧倒させ、その後の3D作品へ多大な影響を与え、それ以降、製作陣は3D映像について試行錯誤を重ね、その粋を集めた技術によって本作が作り上げられた。
映像では、25年の経験を蓄え3D技術を知り尽くしたジェームズ・キャメロン監督やチームが本作の撮影で用いた数々の技術的な工夫について言及。「なぜライトストーム社(「アバター」シリーズの製作会社)が製作する3D映画は美しいのか?(それは)3Dがこれ見よがしに飛び込んでこないからです。観客をさりげなく没入させ包み込み、臨場感を高める。それが2Dにはない魅力です」「3D映像は映画表現の1つで、映画館で観たいと思わせる要素の1つにすぎません。
美しい色彩や光、世界観の広がりやスケール、すべてが合わさって魅力となるのです」とコメントしている。
その要素のひとつとして、パフォーマンスキャプチャ技術を取り入れた撮影方法が挙げられる。俳優の生の演技が物語の中に落とし込まれ、キャラクターたちに本物の感情が映し出されるのだ。物語の核となる家族の絆のドラマがよりリアルに描かれ、映像の美しさと共に観客たちを魅了する。
鑑賞者からは、「圧倒的な没入体験を味わえる3D映像は、現代の映像作品として最高到達点」「シリーズで一番感情移入できた作品」「3D×IMAX本当にすごい!!もうこの臨場感1000%の映像美」など、世界観への没入や臨場感、感動のドラマについて感想が寄せられている。
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は公開中。
※box office mojo 調べ 12/29(月)正午付け、日本円は、1ドル 157.41 円換
(シネマカフェ編集部)
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アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ 2025年12月19日より全国にて公開
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