キム・ミニと猫、愛おしい日常のひとコマ切り取る『私たちの一日』ポスター&予告編
ホン・サンス監督の記念すべき30作目となる映画『私たちの一日』のキービジュアル、予告編、場面写真が解禁された。
ユーロスペースほかにて、ホン・サンス監督のデビュー30周年を記念した特別企画「月刊ホン・サンス」が開催中。2025年11月から2026年3月までの5か月間、最新作を含む新作5本を月替わりで公開する。第4弾は『私たちの一日』。
本作は、第76回カンヌ国際映画祭監督週間クロージング作品に選出された作品。異なる場所で過ごす2人の人物の一日を静かに描き出す。
友人の家に居候する休業中の女優サンウォンと、小さなアパートで一人暮らしをする詩人のホン・ウィジュ。彼らのもとには将来への不安を抱く若者たちが訪れ、様々な質問を投げかける。
そんな折、サンウォンの友人の飼い猫がふと姿を消す…。交わりそうで交わらない、2人の一日が静かに並走していく。
主演を務めるのは、ホン・サンス映画には欠かせない存在となったキム・ミニと、初期から作品に出演してきた名優キ・ジュボン。キ・ジュボンは『川沿いのホテル』でも老詩人役を演じ、ロカルノ国際映画祭で金豹賞(男優賞)を受賞した実績を持つ。
解禁されたキービジュアルには、キム・ミニと物語のキーとなるもふもふとした猫との印象的なシーンを中心に、それぞれの日常のひとコマが切り抜かれている。その周りには、猫、コチュジャン入りラーメン、アコースティックギターといった二つの物語をゆるやかにつなぐアイテムたちが配置される。「人生には刺激(コチュジャン)が必要だ」というコピーが示す通り、何気ない日常の中に、ささやかな驚きやユーモアが潜んでいることを感じさせる仕上がりとなっている。
あわせて解禁された場面写真には、キム・ミニ演じる主人公の一日に関わる人物として、友人役のソン・ソンミ、彼女を訪ねる若者役としてパク・ミソ。
一方、キ・ジュボン演じる詩人の一日には、彼を訪ねる若者役としてハ・ソングクとキム・スンユンの姿が切り取られている。ホン・サンス作品を支えてきたベテラン俳優と若手俳優たちが集い、世代を越えた静かでユーモラスな人生問答を繰り広げる。
さらに、一部劇場限定で新作にリンクしたテーマで過去作を振り返る特集「別冊ホン・サンス」では、同じホテルの別室で展開する二つの物語が交錯する『川沿いのホテル』を上映する。こちらもキム・ミニとキ・ジュボンのコンビが魅せる作品だ。
似ているようでまったく違う二つの一日を、続けて味わえる贅沢なプログラムとなっている。
『私たちの一日』は2月14日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。
(シネマカフェ編集部)
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