ジョニー・デップ監督「究極的に描きたかったのは、“愛・芸術・挫折”」『モディリアーニ!』メイキング写真公開
ジョニー・デップが約30年ぶりに監督を務める映画『モディリアーニ!』よりジョニー・デップのコメントが到着。また、メイキング写真が解禁された。
1916年の戦火のパリを舞台に、才能に溢れながらも批評家に認められず作品も売れなかった芸術家アメデオ・モディリアーニの人生を変えた激動の3日間を描く本作。
監督を務めるジョニー・デップは1997年の『ブレイブ』以来約30年ぶりとなる監督復帰作となる。監督するにあたって、映画的な物語の見せ方に関して「マルセル・カルネの作品、特に『北ホテル』と『天井棧敷の人々』に影響を受けた。モディリアーニの世界観を掘り下げることで、観客を物語の核心へと導き、汚さ、美しさ、恐怖、ロマンス、ユーモアなど、そのすべてをできる限り深く感じてもらいたかった」と言及している。
またチャップリンやキートンなど、ジョニー・デップが長年敬愛しインスピレーションを得てきた当時の巨匠たちにも影響を受けているとし、さらに最近で言うと、映画に関しては、大切な友人で同志でもあるジム・ジャームッシュとエミール・クストリッツァが常に頭のどこかにいるという。
本作で描きたかったことに関しては、「私が究極的に描きたかったのは、“愛・芸術・挫折”という普遍的な物語だ。
あなたがどこの誰で、どういう状況にいるのかにかかわらず、創造の産物そのものであり、私たちが"人生"や"存在"としてのみ認識している永遠の営みの中で、皆が全力で取り組める何か、そして共感できる何かを見つけられることを願っている」と語った。
最後に、ジョニー・デップは様々な書物を読む中で、モンマルトルとバトー・ラヴォワールを中心としたヨーロッパが戦争へと突き進む混沌の中で創造性が花開していった時代である20世紀初頭のパリの熱狂的なアートシーンに惹かれ、「ピカソやモディリアーニ、スーティンやユトリロといった20世紀初頭のパリの画家たちに魅了されたのは、彼らが他者の作品を模倣していないからだ。もちろん、ブランクーシやピカソ、そしてモディリアーニの肖像画や彫刻など、関連性は存在する。しかし私が魅了されたのは、彼らは人物を完璧に描写する能力を持っていながら、そのプロセスの目的を全く別のものにしようとした点だ」と評価した。
併せてメイキング写真も解禁。ジョニー・デップが監督として、俳優たちと議論を繰り広げる様子や、アル・パチーノと写った豪華なカットが切り取られている。
『モディリアーニ!』はTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開中。
(シネマカフェ編集部)
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モディリアーニ! 2026年1月16日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開
©︎Modi Productions Limited 2024