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ホラー好きが注目する、2026年公開期待の新作ホラー映画4作『鬼胎(クィテ) 黒い修道女』『FREWAKA/フレワカ』ほか

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ホラー好きが注目する、2026年公開期待の新作ホラー映画4作『鬼胎(クィテ) 黒い修道女』『FREWAKA/フレワカ』ほか


2025年は『THE MONKEY/ザ・モンキー』『死霊館最後の儀式』『WEAPONS/ウェポンズ』「ファイナル・デスティネーション」最新作『ファイナル・デッドブラッド』など多数のホラー作品が話題となった。もちろん2026年もホラー映画が豊作の予感!期待の新作ホラー映画4作をピックアップ。

シスター2人が挑む禁断の悪魔祓い『鬼胎(クィテ)黒い修道女』


謎の病に苦しむ少年のもとを訪れた修道女のシスター・ユニア(ソン・ヘギョ)。その発作が悪魔の仕業だと気づいたユニアは悪魔祓いを実行するよう神父に提案、しかし却下されてしまう。それでもユニアは少年を助けるため、弟子の修道女・ミカエラ(チョン・ヨビン)とともに悪魔祓いを行う決意をする。だが、修道女の悪魔祓いは信仰上認められていない。2人は少年を無事悪魔から解放することができるのか?修道女2人の禁断の儀式がはじまる…。

『プリースト悪魔を葬る者』『メタモルフォーゼ/変身』『ディヴァイン・フューリー/使者』『悪魔祓い株式会社』など韓国ホラーの一大ジャンルでもあるエクソシズムホラー。
そこに新風を吹き込んだのが本作。これまで主に男性である神父が担ってきた儀式自体を女性である修道女が行うという点はもちろん、韓国式のシャーマンが登場しユニアとミカエラの悪魔祓いを手助けするというこれまでにない展開を見せるのも特徴的だ。

ちなみに本作は前述した『プリースト悪魔を葬る者』のスピンオフ作品としての側面もあるため、同作のファンへのサービスもあるので期待していて欲しい。

あらゆる手を尽くして、少年を救おうとする2人の修道女。互いに支え合い、助け合おうとする、ユニアとミカエラのまさに「シスター」フッドにも注目して欲しい。

『鬼胎(クィテ)黒い修道女』は1月30日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。

アイルランド発フォークホラー『FREWAKA/フレワカ』


辺鄙な町に暮らす老女の介護をすることになったケアワーカーのシュー。だが町には異様な雰囲気が漂い、老女の家には蹄鉄に囲まれた不可解な赤いドアの地下室があった。
やがて死んだ母親の気配を感じるようになったシューは、老女が時折語る「彼ら」に自分も狙われていると気づく…。ケルトの民話が息づくアイルランド。『ホール・イン・ザ・グラウンド』『ユー・アー・ノット・マイ・マザー』『Hallow Road(原題ロザムンド・パイク主演/2025・日本未公開)』など、民間伝承をモチーフにしたフォークホラーも多数制作されている。本作はアイルランド語を使用して紡がれる初のホラー作品と言われており、独特のトーンで物語が進んでいく。

また、タイトルの「フレワカ」は現地の言葉「frēamhacha(フレーヴァハ)」から来ており、「根」=ルーツを意味する。主人公は母、そして祖先の過去を辿ることで自身の身に降りかかる恐怖の正体を知ることになる。

土着的な伝承と現代的な恐怖感覚を組み合わせ、脈々と受け継がれてきた「女性の苦しみ」を織り交ぜながら、思いもよらない境地へと観客を誘う。秀逸なフォークホラー作品となっている。


『FREWAKA/フレワカ』は2月6日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。

知る人ぞ知るホラー作品が邪悪にパワーアップ『MALUM 悪しき神』


閉鎖される警察署に初勤務、初宿直することになった新人女性警官・ジェシカ。ただこの場所は警察官だったジェシカの父が、カルト教団の捜査中に自殺したという因縁のある場所でもあった。そんな彼女に任されたのは深夜の署内を見回りながら業者を待つだけという簡単な任務、のはずだった。だが、最後の一夜となった警察署には禍々しい雰囲気が漂い、やがてジェシカの身に恐怖が襲い掛かる…。

本作はホラー好きにはお馴染み(?)の2014年の映画『ラスト・シフト/最期の夜勤』のリメイク作品。監督は同作と同じアンソニー・ディブラシが務め、舞台設定やあらすじ等はそのままにセリフリメイクした。

とは言えオリジナルよりもゴア描写やホラー演出が格段にパワーアップしており、オリジナルを未見の人はもちろん、鑑賞済みの人も存分に楽しめる作品となっている。


また主人公ジェシカのバックグラウンドに新たな要素が加わったことで邪悪さも増し増し。オリジナルとの違いを比較するのも面白いかもしれない。クリーチャー好きも期待して欲しい一作だ。

『MALUM 悪しき神』は2月27日(金)より新宿ピカデリー、池袋 HUMAX シネマズ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。

スティーブン・キング原作、少年たちの友情と全体主義の恐怖描く『ザ・ロング・ウォーク』


舞台は独裁的な政権によって全体主義が蔓延する架空のアメリカ合衆国。そこでは毎年1度、若者が参加する「ロングウォーク」という競技イベントが開催されていた。50人(原作では100人)の参加者(ウォーカー)たちが最後の一人になるまでひたすら南へ向けて歩き続けるというものだ。当初はハイキングのような気分で友情を育みながら歩いていた少年たちも、日が経つにつれ徐々に憔悴していく。
次々と脱落者が続出する中、主人公のレイ・ギャラティは死んでいった仲間たちの思いを胸に、ただ足を前に進めていく…。

スティーブン・キングが大学1年の時に初めて書いた小説とされる、リチャード・バックマン名義の「死のロングウォーク」を原作とする本作。何度も映画化の話が持ち上がるも立ち消えとなったり、監督が変更となったりと紆余曲折を経ていたが、2025年、フランシス・ローレンス(『コンスタンティン』『ハンガー・ゲーム2』など)が監督を務め、ついに完成した。

原作では顕著だった女性蔑視的、同性愛嫌悪的な表現が大幅に削除され、その分少年たちの過酷な「ロングウォーク」の様子と全体主義の理不尽さに焦点が当てられており、原作既読の人はもちろん、未読の人にも比較的わかりやすい構成となっている。

本作で特に注目したいのは俳優陣。主演を務めるクーパー・ホフマン(『リコリス・ピザ』)のほか、デヴィッド・ジョンソン(『エイリアン:ロムレス』)、チャーリー・プラマー(『荒野にて』)、ローマン・グリフィン・デイヴィス(『ジョジョ・ラビット』)など若手注目株が多数出演しているのだ。

個人的に圧倒されたのは、メインキャラクターであるオルソンを演じたベン・ウォン。2025年公開の『ベスト・キッド:レジェンズ』で華麗なアクションを披露してくれた彼だが、次第に気力が尽きていく難役オルソン役を見事に演じきり、演技派としての魅力も発揮している。


メッセージ性が色濃く反映された、原作とは一味違ったラストにも注目だ。

『ザ・ロング・ウォーク』は2026年公開。

このほか、気になる続編『28年後... 白骨の神殿』、ジェシー・バックリー&クリスチャン・ベール共演で「フランケンシュタインの花嫁」を新たな解釈で映画化した『ザ・ブライド!』、『サイコ・ゴアマン』のスティーヴン・コスタンスキ監督最新作『デスストーカー』など、2026年も期待の作品が目白押しだ。

(深山名生)

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