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「物足りなさを感じるほど優しい」“文菜”杉咲花の“今カレ”演じる成田凌が語る「冬のなんかさ、春のなんかね」

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「物足りなさを感じるほど優しい」“文菜”杉咲花の“今カレ”演じる成田凌が語る「冬のなんかさ、春のなんかね」


第1話&第2話がTVerで配信中のドラマ「冬のなんかさ、春のなんかね」について、杉咲花演じる主人公・土田文菜の彼氏役で出演中の成田凌が語った。

本作は、主演・杉咲花、監督&脚本・今泉力哉のタッグで贈る、考えすぎてしまう人のためのラブストーリー。

「まっすぐ“好き”と言えたのはいつまでだろう?」自分の好きと相手の好きは違う気がする。失いたくないから好きな人とはつきあわない。寂しさとか優しさとか、決めつけなさとか、離れることで気づけることとか……曖昧で不確かな“恋愛”というもの。

冬と春の間を行き来するように、迷って、悩んで、“好き”が煮詰まっていく――。間違いながらも真剣に生きる主人公・土田文菜(杉花)をめぐる普段着の恋の物語。

撮影初日は冒頭のコインランドリーのシーン


――土田文菜(杉咲花)の現在の彼氏・佐伯ゆきお役の推しポイントは?

成田:ゆきおは雪(ゆき)のように優しい男です。
杉咲さん演じる文菜を優しく包み込む役どころですね。語弊があるかもしれませんが、演じる成田凌としては、少し物足りなさを感じるほど優しくて。演技をしていると「もう少しいろいろやりたいな」と欲が出ることもあるんですよ。

ただ、例えば「うん」という一言に何かを含ませてみたりすると、今泉力哉監督にすぐに見透かされて「それってどういう意図?」「こうです」「いらない」といったやりとりになる(笑)。毎日撮影がない分、考える時間も多いので、つい要素を足してしまうことがありますね。

――それで何かを付け加えると、今泉監督に指摘されるわけですね。

成田:そうですね。監督とは何度かご一緒しているので「こいつ、また何かやろうとしているな」と思ったのかもしれません(笑)。


――杉咲さんとの共演は久しぶり。印象はいかがですか?

成田:杉咲さんとは、NHK連続テレビ小説「おちょやん」(2020年放送)で1年間共にしていました。私生活よりもお芝居で向き合う時間のほうが長かった分、何も言わずとも通じ合う部分がありますし、逆に言えば必要なときは何でも言い合える仲だと思っています。僕にとって、共演者として「最強の位置」にいる方ですね。

とはいえ、今回は数年ぶりの再会で、朝ドラとはまったく違う役どころ。撮影初日は冒頭のコインランドリーのシーンだったのですが、演じながら照れもあったので、自然な初対面のぎこちなさが出ていると思います。その後、撮影が進むにつれて慣れていきましたが、改めて「信頼できる人だな」と思いました。

――そんな杉咲さんとの撮影は、やりがいや楽しさも感じられそうですね。


成田:そうですね。杉咲さんも過去に今泉監督と仕事をされた経験があるため、今回それぞれの空気感が分かった状態でお芝居ができているんです。楽な反面心地よい緊張感もあるので、俳優として非常に幸せな時間を過ごしていますね。本当は毎日現場に行きたいくらいなのですが、撮影が頻繁にあるわけではないので、いつも(撮影終了後は)「寂しいな」と思いながら現場を後にしています。

少しでも自分を肯定できるような「誰かの一言」に出会って


――そんな現場はどんな雰囲気なのでしょうか?

成田:とにかく「みんな作品のことが好きなんだな」と感じるんですよ。本当にいい現場だなと思います。毎日撮影をしていると、昼食後などに少しテンポが落ちてしまうこともあるのですが、そういったこともなくて。ずっと一定の柔らかな空気で進んでいます。


また、今泉監督のほか、山下敦弘監督、山田卓司監督もいらっしゃる贅沢な組なのですが、それぞれのスタイルがありつつも、最終的には「今泉力哉の作品」に終着する印象があります。カメラが回っていないときでも「今泉組の空気」を感じるのは不思議ですね。

――「〇〇な視聴者はこの人物に注目してみるといいかも」というポイントを教えて。

成田:「これでいいのかな」と迷っている方におすすめです。文菜を見て「まあ、自分はこれでいいか」と感じられる方もいるでしょうし、文菜の先輩小説家・山田線(内堀太郎)の言葉も心に響くものが多いです。悩んでいたり、生きづらさを感じていたりする方に、「この作品の誰か」というよりは、少しでも自分を肯定できるような「誰かの一言」に出会っていただけたらうれしいですね。

――現在、TVerでは第1話と第2話が配信中。視聴者に繰り返し観てほしいシーンは?

成田:冒頭のコインランドリーのシーンです。
僕が出ているので(笑)。物語がコインランドリーから始まると知って、ロケーションを楽しみにしていたら、すごく素敵な場所で……。いい空気感でお芝居ができたこともあり、非常に気に入っています。ご覧になる方にも「この物語はどうなっていくんだろう」とわくわくしていただけるようなシーンに仕上がっていると思います。

――第3話以降の見どころは?

成田:文菜の過去が描かれ、「土田文菜」という人間がどう紡ぎ出されていったのかが少しずつ紐解かれていきますし、今後も魅力的な登場人物がたくさん出てきます。自分が出演していないシーンも多い分、フラットな気持ちで鑑賞できるため、僕自身も楽しみにしています。

水曜ドラマ「冬のなんかさ、春のなんかね」は毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送中。
第1話&第2話がTVerにて見逃し配信中。


(シネマカフェ編集部)

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