2011年6月2日 15:16
シネマカフェ的海外ドラマvol.196 海外ドラマの“親子関係”いろいろ 最終回
(Photo:cinemacafe.net)
母の日を終え、父の日を控える5月、6月は、海外ドラマ界の“何だか気になる母子、父子”を大特集。最終回は、“何だか気になる父と息子”をご紹介していきたいと思います。
まずは父を悩ませる“問題あり”息子たちをピックアップ。「CSI:マイアミ」(上写真)の熱血捜査官・ホレイショとその息子・カイルの関係が気になります。生活感よりもヒーローとしての格好良さが先に立つホレイショですが、シーズン6の第1話にいきなり登場したカイルは、ホレイショさえも存在を知らなかった息子。しかも、父子の出会いは事件の捜査官と容疑者という衝撃的なものでした。
以前、来日したホレイショことデヴィッド・カルーソが、「シーズン6の前半は、ホレイショが実の息子とその母に追い掛け回されて終わっちゃうんだよ(笑)」と茶目っ気たっぷり、冗談半分に語っていたことが思い出されます(当時は放送前シーズンの話だったためご紹介できませんでしたが…)。その後、刑務所に送られたり、命の危険にさらされたりと、複雑な家庭で育った上に複雑な状況に見舞われるカイルですが、徐々に本来の良い子キャラが顔を出し始め、ホレイショとの父子関係も順調に築けている様子。