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グレタ・ガーウィグも出演、『X エックス』3部作タイ・ウェスト監督の原点『ハウス・オブ・ザ・デビル』3月、日本公開決定!

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グレタ・ガーウィグも出演、『X エックス』3部作タイ・ウェスト監督の原点『ハウス・オブ・ザ・デビル』3月、日本公開決定!


『X エックス』『Pearl パール』『MaXXXine マキシーン』のタイ・ウェスト監督のオカルト・スラッシャーホラー『ハウス・オブ・ザ・デビル』が、3月27日(金)より日本の劇場にて初公開されることが決定した。

1980年代のアメリカでは、「サタニック・パニック」と呼ばれる悪魔崇拝をめぐる前代未聞の集団ヒステリーが社会を席巻した。子どもの頃に儀式に参加させられ虐待を受けた、という証言が全土で噴出し、マスコミから司法、ついにはFBIまでが動く大騒動へと発展したという過去がある。

本作はそんな不穏な時代のアメリカ北東部を舞台に、全編16mmフィルムで撮影されており、セット、衣装、フォントデザイン、カメラワークに至るまで徹底して当時の空気を再現し、80年代スラッシャーへの愛情を詰め込んだ一作。

タイ・ウェスト監督は、デビュー作直後から業界の注目を集め、『キャビン・フィーバー2』の監督に大抜擢されるも、制作側との対立から望まぬ形で公開される苦い経験を味わう。ハリウッドから距離を置き、自らの原点に立ち返って撮り上げた本作は、トライベッカ映画祭やスクリームフェストで絶賛され、じわじわと時間をかけて禍々しい恐怖の雰囲気を醸成していく独自の演出スタイルを確立した出世作となった。

次回作には、チャールズ・ディケンズの古典的名作『クリスマス・キャロル』を、ジョニー・デップ主演で映画化する『Ebenezer: A Christmas Carol(原題)』が控えている。

主人公サマンサを演じるジョスリン・ドナヒューは、本作を機に80年代ホラーの正統的継承者として高い評価を獲得し、『インシディアス 第2章』『ドクター・スリープ』などの話題作へ進出。
サマンサの友人メーガン役には、後に『レディ・バード』『バービー』で世界的監督となるグレタ・ガーウィグが出演し、彼女のキャリアの出発点でもある”マンブルコア映画”の流れを汲んだ自然体の魅力を発揮している。

さらに、長身と独特の声質で唯一無二の存在感を放つ個性派怪優トム・ヌーナンと、アンディ・ウォーホルとのコラボレーションで知られるアート映画界の伝説メアリー・ウォロノフが、怪しいアルバイトの依頼人・ウルマン夫妻を演じ、ただならぬ存在感で物語に不穏な影を落とす。解禁された予告編では、“説明不能な出来事”の一部始終が覗くことができる。冒頭で、「ベビーシッター募集の件で電話しました」という一本の電話と、若い女性・サマンサの姿が確認できる。金欠ですぐ稼げるベビーシッターの仕事に応募したといい、その事実を友人に伝えると「子供は嫌いでしょ? 悪魔みたいな子でも知らないよ?」と反対されるも、働くことを決めたサマンサの様子を捉えている。

後日広告主の豪邸に伺うと、正式な依頼内容が伝えられる。白髪老人・ウルマン氏からベビーシッターではなく、妻の老いた母親の世話を頼みたいという内容で、一晩400ドルという高額な報酬提示だった。そして「我々は出かけるが、ほぼ何もしなくて良い」という簡易な依頼に笑顔を見せるサマンサは、仕事を引き受けることにした。
ウルマン夫婦が出かけて一人となったサマンサは、豪邸内の掃除をしていたりしていると、どこか不気味な空気感を感じてしまう…。

気に留めずテレビを見ていると、“今夜は皆既月食”というニュースを目にする。この太陽・地球・月が一直線に並び、月が神秘的な赤銅色に見えるスペシャルな日に、“究極の邪悪が解き放たれる”という怖ろ怖ろしいテロップが踊っている。

すると転調を見せる展開となり、サブリミナル映像で一瞬身の毛がよだつ得体の知れない何かと、顔中血だらけの女性らしき人物、魔法陣の上で寝そべる人間たち、動物らしき頭蓋骨といったアイテムと不協和音で、パニックシーンを垣間見ることができる。白髪老人の「君は選ばれたんだ、今夜はまたとない好機だ」という意味深なセリフと、ポスタービジュアルにも書かれた“1980年代、アメリカ人の70%が残虐な悪魔崇拝者の存在を信じていた”という不穏な真実や、サマンサらしき人物が背中越しでナイフを持つ描写は、いったい何を示唆しているのか…。

禍々しく、恐怖を感じる予告編に仕上がっており、現代ホラー映画界の担い手となったタイ・ウェスト監督の秀逸なディレクションを、見逃せないと感じさせる。世界中で熱狂的支持を集め続ける“異形の傑作”を、ぜひ目の当たりにして欲しい。

『ハウス・オブ・ザ・デビル』は3月27日(金)よりシネマート新宿、池袋HUMAXシネマズほか全国にて公開。


(シネマカフェ編集部)

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