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「より言葉の少ない世界に」高橋一生、4時間におよぶ特殊メイクで老人役に『脛擦りの森』最新予告

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「より言葉の少ない世界に」高橋一生、4時間におよぶ特殊メイクで老人役に『脛擦りの森』最新予告


高橋一生主演、「岸辺露伴は動かない」シリーズの渡辺一貴監督と再タッグを組んだ映画『脛擦りの森』から最新予告とポスターが解禁となった。

本作は、岡山に伝承される妖怪「すねこすり」をモチーフに描く、美しくも残酷な愛の物語。

撮影は、横溝正史作品のロケ地としても知られ、美しい緑に包まれた大自然と歴史的な建造物が現存する、岡山県の高梁市、新見市で行われた。穏やかな時の流れ、澄んだ空気、そしてそこに佇む俳優の演技のすべてが見事に調和し、観客を異世界に誘う。

最新の予告映像では、森の奥深く、大きく口を開けた洞窟の先に現れた古めかしい神社とヴァイオリンの音色が響き、冒頭から神秘的な世界へ観るものを手招く。

足に傷を負い彷徨い歩く若い男(黒崎煌代)と、優しく迎える謎の女・さゆり(蒼戸虹子)の姿は、一見穏やかなぬくもりに包まれているようで、ロウソクが吹き消された瞬間に場面は一気に“妖しい”世界へ。

境内で一人碁を打つ老人の語りかけるような背中のカットに続いて、「あなたのことを待っていたんです」とつぶやかれた言葉は、一体誰に向けられているのか。

そして「思へどもなほあやしきは――」という女の歌声とともに、見てはいけないものを目にしてしまったかのような若い男の表情。
恐ろしさに震える男が森の中で目にしたものとは――。

監督の渡辺との再タッグについて「より言葉の少ない世界に入ってお芝居ができることへの楽しみがあった」という高橋は、本作で4時間におよぶ特殊メイクによって森の奥深くで暮らす老人に扮した。そこにいるだけで立ち現れる圧倒的な存在感、セリフひとつで観客の想像力を無限にかき立てる演技力を持つ、高橋にしかできない表現が、妖怪「すねこすり」をモチーフにした本作でより一層豊かな映画体験へと、観るものを導く。

高橋は演じた老人について「劇中にもありますが、薪割りができる程度の体は持っており、実際どのくらいの年齢なのかという想像もスタッフの皆さんでしていました」と語る。

同時に、特殊メイクを施した姿は「おそらく120歳くらいにまでならないと、(今回の姿のようには)ならない。(ただ動きが)あまりにも老人になり過ぎてしまうのもどうなんだろうと」と明かしつつ、「一般的な人間の時間の流れとはちょっと違った次元に入り込んでしまっているという意味では、あのくらいの存在になっていても大丈夫かなということも、皆さんと話し合いながら決めていきました」とふり返った。謎の女・さゆり役には、17歳の新星・蒼戸虹子。そして森に迷い込む若い男を、第78回カンヌ国際映画祭監督週間に出品された『見はらし世代』で初主演を果たした黒崎煌代が務める。


本作の妖しくも美しい世界を彩るヴァイオリンを奏でるのは、国際的に活躍中のヴァイオリン奏者・福田廉之介。全編岡山ロケの本作で、福田自身も岡山出身であり、この地への巡りあわせも感じさせる。

併せて到着した本ポスターには、予告映像でも描かれた、老人のさまざまな感情が入り混じった表情が印象的に表現されている。その瞳の先に映るのは希望か絶望か、それとも…。一度目にしたら忘れられないポスターが誕生した。

本作が描くのは、これまでに描かれてきた妖怪の昔話や恐怖ドラマではなく、美しくも恐ろしい、恐ろしくも哀しい、哀しくも忘れ得ぬ愛のドラマ。人々に語り継がれてきた「すねこすり」の言い伝えから、まだ誰も知らない、そして今後、語り継がれるであろう新しい物語を描き出す。

『脛擦りの森』は4月10日(金)より全国にて公開。


(シネマカフェ編集部)

■関連作品:
脛擦りの森 2026年4月10日より公開
© 『脛擦りの森』プロジェクト

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