ハル・ハートリー監督11年ぶり最新作『トゥ・ランド』4月25日公開決定
NYインディーズの伝説的監督ハル・ハートリーの11年ぶりとなる最新作『トゥ・ランド』(原題:Where to Land)が、4月25日(土)よりユーロスペースほか全国で順次公開されることが決定した。
本作はリスボン映画祭2025で最優秀賞を受賞。ハル・ハートリー監督の新作長編が日本で劇場公開されるのは1999年の『ヘンリー・フール』以来27年ぶりとなる。
主人公はかつてロマコメで人気を博した映画監督のジョー。60歳を前にしてセカンドキャリアに挑戦したり、弁護士に勧められて遺書作りをはじめたら、恋人や姪っ子が「余命わずかに違いない!」と勘違い。噂を聞きつけた友人や知人たち、さらには見知らぬ輩までもがジョーのアパートに押し寄せてきて…。
どこかハル・ハートリー監督自身を思わせる主人公を演じたのはハル・ハートリーの代表作『シンプルメン』で主人公兄弟の弟を演じたビル・セイジ。さらに『ブラック・クランズマン』のロバート・ジョン・バーク、「ザ・ソプラノズ哀愁のマフィア」のイーディ・ファルコらハートリー作品から活躍の場を広げた仲間たちも再結集。
誰もが人生と哲学を語り、飄々としているのにハートウォーミングな、ハートリーにしか作れないドタバタ喜劇となっている。監督自ら「最後の映画になっても構わない」と語るほどの自信作だ。
コロナ禍による制作中止という苦難を乗り越えて完成された本作。2019年12月にクラウドファンディングで製作費を調達し、2020年4月に予定していたクランクインの直前にコロナ禍のロックダウンで製作中止となった。2023年に再びクラウドファンディングを募集し、念願の完成に至った。
また上映館であるユーロスペースでは4月11日(土)より本作の公開を記念として「特集:ハル・ハートリー 90’s インディーズの伝説」も開催される。上映作品は『アンビリーバブル・トゥルース』『トラスト・ミー』『シンプルメン』『ヘンリー・フール』『ブック・オブ・ライフ』『はなしかわって』『DAYS of 16mm FILMS プログラムA』『DAYS of 16mm FILMS プログラムB』となっている。
『トゥ・ランド』は4月25日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。
(シネマカフェ編集部)