「現場の人々のリアルな思いを伝えたい」ビビアン・ソン、『96分』出演を決めた理由を明かす
2025年に台湾映画の興行収入1位を記録した映画『96分』より、ビビアン・ソンの新場面写真とコメントが公開された。
本作は、走行する台湾新幹線内で繰り広げられる、96分間のノンストップアクション。主人公の爆発物処理専門家を演じるのは『ナイト・オブ・シャドー 魔法拳』や『サリー』のリン・ボーホン。妻役には『私の少女時代 Our Times』『赤い糸輪廻のひみつ』のビビアン・ソンが出演。
ほかにも、『おもてなし』のワン・ポーチエと『Mr.Long ミスター・ロン』のイレブン・ヤオが3年前に起こった爆発事件の遺族役を、「ずっと君を忘れない」のリー・リーレンが元上司で指揮官役を、そして顔に火傷を負った謎の人物を「オレん家の風呂事情~人魚と過ごした49日」のケント・ツァイが演じている。
この度解禁されたのは、主人公を支える妻の不安や恐怖など様々な感情を表現したビビアン・ソンを捉えた場面カット。
本作の台湾新幹線車両セットは日本から部品を取り寄せたもので、台湾初の高速鉄道車両用スタジオを建設。さらにハリウッドのバーチャルアート技術を導入するなど1億元(約5億)以上を費やしリアリティーを追求した。
本作で主人公の妻を演じたビビアン・ソンは「高鐵(台湾新幹線)の巨大セットでの撮影は非常にリアルで、現場に入るとすぐに役に入り込めた」と撮影を振り返る。
また、「封鎖された街の現場に立った瞬間、本当に緊張感を感じた。今回の撮影は規模が大きく、みんなが全力で取り組んでいた。この作品を一緒に作れたことを本当に大切に思っている」と語る。一方でその撮影はやはり大変だったようで「刑事役は初挑戦で、車両の揺れや乗客のパニックもあり、途中で本当に少し酔ってしまった」とその苦労を明かす。
それでも台湾での公開時には観客の反応をネットで見て「警察・消防関係者やその家族が“とても共感した”と書いていて、とても感動した」と明かし、「この映画に出演した理由のひとつが“現場の人々のリアルな思いを伝えたい”という気持ちだったため、反響が届いたことをとても嬉しく感じている」と今作の出来栄えと大ヒットに胸を張る。
爆発物処理専門家として犯人だけでなく自らのトラウマと決着を付けるべく、究極の決断に踏み切る主人公に寄り添い支えながらも、その決断を受け入れなければならない描写は本作の大きな見どころの一つと言えるだろう。『96分』は3月13日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)
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96分 2026年3月13日よりシネマート新宿ほか全国にて公開