【第49回日本アカデミー賞】『国宝』が最優秀作品賞を受賞!李相日監督が決意のスピーチ「日本映画をまた力強く進めていきたい」
「第49回日本アカデミー賞授賞式」が3月13日(金)に開催され、『国宝』が最優秀作品賞を受賞、ならびに李相日監督が最優秀監督賞を受賞した。国内外の賞レースでも数々の受賞を手にしてきた『国宝』だが、第49回日本アカデミー賞では10部門の最優秀賞に加え、2部門の優秀賞を受賞するなど、圧倒的な強さを見せた。
『国宝』は芥川賞作家・吉田修一が歌舞伎の黒衣となり、3年間にわたり舞台裏を取材した経験を、血肉として書き上げた同名小説を映画化。極道の息子が歌舞伎の世界に身を置き、人間国宝となるまでの波乱万丈の50年を力強く描き切る濃密なストーリーに加え、重厚な映像美や役者陣の熱演でも見るものを圧倒。半年以上のロングラン上映となり、実写の日本映画として歴代1位の興行収入を記録した。
『国宝』の関係者全員がステージに登壇し、李監督がブロンズ像を受け取った。李監督は「ありがとうございます。この場でこうしてみんなと立てることの喜びは生涯忘れないですし、この場から今まで僕がほかの作品で一緒に戦ってきた仲間もいますし、将来一緒に戦うことになる仲間も必ずいると思う。
みんなで日本映画をまた力強く進めていきたいと思っております。本日はどうもありがとうございます!」と感謝を述べた。
優秀助演男優賞に輝いた横浜流星は、「こんなにもたくさんの方々に作品が広がり、普段映画館に足を運ばない方にも“『国宝』見たよ”と言われてすごく自信がつきました。いいものを作れば、必ず見てもらえるんだとすごく励みになりました。自分も日本映画界を発展させられるために、作品命で役を生きるのみだと思います」と真摯にスピーチした。
そして、この日最優秀主演男優賞を受賞した吉沢も「うれしく思っております。ありがとうございます。この作品が公開されてから、本当に今まで経験したことがないくらいの方から反響をいただきました。
芸の世界に生きている人でも、そうでない人でも、本気に何かに打ち込む姿を見ると人は感動するんだなと、すごいこの映画で伝わったのかなと思います。本当にありがとうございます」とにっこり笑顔を向けていた。
(シネマカフェ編集部)
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©吉田修一/朝日新聞出版©2025映画「国宝」製作委員会