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“香港喜劇界の伝説”32年ぶり共演!ダヨ・ウォン×マイケル・ホイ、台詞一つをも大切にする秘話明かす『旅立ちのラストダンス』

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“香港喜劇界の伝説”32年ぶり共演!ダヨ・ウォン×マイケル・ホイ、台詞一つをも大切にする秘話明かす『旅立ちのラストダンス』


香港映画歴代興行収入No.1を記録した話題作『旅立ちのラストダンス』より場面写真6点が解禁された。

第98回アカデミー賞国際長編映画賞の香港代表に選出され、第43回香港電影金像奨で5部門を受賞した本作。「家族」「伝統」「死生観」という普遍的なテーマを丁寧に描き、若者からシニア層まで幅広い世代の共感を呼び、批評家からも「2024~25年において最も力強い香港映画」と絶賛された。

ウエディングプランナーのトウサン(ダヨ・ウォン)は、コロナ禍で多額の負債を抱え、葬儀業者への転身を余儀なくされる。しかし、結婚式と葬式は大きく違い、トウサンは様々な困難に直面する。最大の難関は、共に葬儀を取り仕切る「葬儀道士」であるマン師匠(マイケル・ホイ)に認められることだった。

利益の追求が第一のトウサンと、伝統を重んじるマン師匠は、考え方の違いから絶えず衝突し、2人の関係は最悪に。だがマン師匠と娘・マンユッ(ミシェル・ワイ)、その一家と関わるうちに、マン師匠へのわだかまりは徐々に消えていく。


香港映画界の伝説的喜劇王マイケル・ホイと、香港を代表するスタンダップ・コメディアンで俳優のダヨ・ウォンが、「マジック・タッチ」(1992)以来、実に32年ぶりにスクリーンで顔を合わせる。

監督のアンセルム・チャンは、2人の起用理由について「コメディができる俳優は、本当はとても演技力が高い。笑わせることを選んできたがゆえに、その力が見過ごされてきただけなんです。今回、有名なコメディアンの二人をあえてシリアスな役に起用したのは、その演技力を観客に示したかったから」と語る。

ダヨ・ウォンとマイケル・ホイは監督の期待に沿い、脚本と役柄を徹底的に理解。撮影中は絶えず役柄の解釈について話し合い、検討を重ねていたという。2人の真剣な研究によって、役柄の心情の変化が繊細に演技に反映されていった。

また、俳優陣の妥協なきプロ意識を物語る象徴的なエピソードとして、ある母親から依頼された息子の遺体の防腐処置を受けるか受けないかで、2人が葬儀店内で激烈に口論するシーンでのこと。


2人はカメラが回っていない間も討論を続け、ダヨ・ウォンは激烈に口論する際、マイケル・ホイ演じるマン師匠に対し「ハロー・マン」と呼ぶことを提案したという。これに対し、マイケル・ホイは「この時のトウサン(ダヨ・ウォンの役名)はまだこの名前に含まれた意味を知らないはず」と、鋭い疑問を口にした。するとダヨ・ウォンは、「確かに知らない。しかし、最初にそう呼んだ時、マンに怒鳴られた。だから再度その名で呼ぶのは故意の意味があるんだ」と、以前激しく怒られた呼び方だと分かっているからこそ、この激昂したタイミングであえて相手の反感を買うような呼び方をしたと熱弁したという。

2人は台詞の1つ1つを大切にしながら、役柄との関係性を深く研究し、脚本への理解を極限まで深めていった。

香港エンターテインメント界を牽引してきたレジェンド2人が、32年ぶりの共演で魅せる魂のぶつかり合い。笑いと哀しみが共存する彼らの圧倒的な演技は、観る者の心を強く揺さぶるに違いない。


『旅立ちのラストダンス』は5月8日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。

(シネマカフェ編集部)

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旅立ちのラストダンス 2026年5⽉8⽇よりTOHO シネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開
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