2011年6月24日 15:17
『マイティ・ソー』クリス・ヘムズワース インタビュー 神に“不可能”の文字はなし
オーストラリアからハリウッドへと渡りスターダムへ。ラッセル・クロウにヒュー・ジャックマンなどそうした先人は枚挙にいとまがないが、彼も同じ道を歩むのか?彼自身は「少なくともドアに足だけは入っていると実感することができるようになった」と自信を口にしつつも、自らの立ち位置や俳優として進むべき道についてこうも語る。
「いまとなっては何でも手に入れようとするのではなく、何を選択するかが重要となってきたと思う。過去15年間で、いまは最も多くの新人俳優がいると言えるんじゃないかな?10年前には『ハリウッドにはあまり(男らしい)男優がいない』と言われていて『きっとうまくやっていけるよ』と言われたものだけど突然、サム・ワージントンやチャニング・テイタムといった俳優がそれぞれ大作を控えているという状況が訪れた。同時に業界自体も変わってきている。俳優個人に成功を托すのではなく、シリーズものが強かったりするので、これまで以上に自分に対してチャレンジを与え、新しいことに挑み、正しい選択をしていくことが重要になってきたと感じるんだ」。
27歳の新星は、冷静に自らを見極め歩み続ける。
『マイティ・ソー』
2011年7月2日より丸の内ルーブルほか全国にて公開。