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ブラッドリー・クーパー監督が語るストーリー&カメラワーク&役作りのこだわり『これって生きてる?』

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ブラッドリー・クーパー監督が語るストーリー&カメラワーク&役作りのこだわり『これって生きてる?』


ブラッドリー・クーパー監督最新作『これって生きてる?』。監督3作目にしてこだわりの詰まった本作について監督が語っている。

本作は、『アリー/スター誕生』『マエストロ:その音楽と愛と』でアカデミー賞作品賞にノミネートされたブラッドリー・クーパーによる監督3作目だ。

物語の主人公は、二人の子供にも恵まれ順調なはずだった夫婦、アレックス(ウィル・アーネット)とテス(ローラ・ダーン)。中年にさしかかり、置き去りにしてきたそれぞれの夢が二人の結婚生活を終わりに向かわせる。

失意の中、ニューヨークの街でふと足を運んだコメディクラブで偶然舞台に立つアレックスは、夫婦の赤裸々な関係を"笑い"に変えながら新しい生きがいを見つけていく。

本作はブラッドリー・クーパーが友人の実話を題材にして制作した。ウディ・アレン、ロバート・アルトマン、ジョン・カサヴェテスらに連なるアメリカ映画の伝統を踏まえた人間ドラマとなっている。


■“超”個人的なことをステージで語るスタンダップコメディの衝撃
ブラッドリー・クーパーは「1998年に大学院に通っていた頃から、スタンダップコメディが大好きでした」と語る。

一人でマイクの前に立ち、ひたすらしゃべるスタイルは、アメリカやイギリスでは昔から身近なものとして親しまれ、社会風刺から“超”個人的な体験まで自由に語るまさに“人間社会の縮図”となっている。

その魅力についてブラッドリー・クーパーは「通うと、その真髄を実感できるんです。(今回撮影でも使用した店でもある)オリーブツリーの2階にあるレストランで、ただただ驚嘆するばかりでした」と当時の衝撃を明かす。

ただし、ブラッドリー・クーパーが描きたかったのは"スタンダップコメディの映画"ではない。アレックスと妻・テスの関係をメインとして、スタンダップコメディをその物語の引き立て役にするため、クーパー自らリライトに挑んだ。

そうして出来上がった本作では、誰もが自由に参加できる「オープンマイク」に主人公のアレックスが偶然参加したことがきっかけでスタンダップコメディの世界へとのめりこんでいく。

20年の結婚生活に終止符を打とうとするアレックスは、自分に起きた個人的なことをステージで観客に話していくうちにこれまでの人生を振り返り、まるでカウンセリングのように、次第に自分にとって幸せとは何だったのかを見つけていく。
■「興奮を覚えた」こだわりのカメラワーク
本作は過去2作よりもコンパクトで親密な作品だが、映画的なアイデアへのこだわりは一層深い。

撮影には一般的な1.85:1のアスペクト比よりも少し四角い、珍しい1.66:1のアスペクト比が採用された。このフレーミングは、画面上の俳優を構図のスターとして際立たせる本作ならではものとなっている。

ブラッドリー・クーパーはこの選択について「私にとって、そのレンズとアスペクト比は、観客を安心させない、まさにその場にいるような感覚を感じさせます。それは、私がニューヨークに住んでいたときに感じた感覚と同じなんです」と語っている。

■ボールズ役の役作り
ブラッドリー・クーパーは今回、監督・脚本・第二班カメラを担当しただけでなく、ユーモラスでユニークな友人・ボールズとしても登場している。ボールズ役は、20年以上の友人関係にあるウィル・アーネットがブラッドリー・クーパー自身の起用を主張したことで決定した。

20年以上も友人関係にある2人が、20年以上も友人関係にある2人を演じることは当然だった。


そのキャラクターづくりについてもこだわりを明かす。「ボールズは俳優で、役のために長い髪とあごひげを生やしているのではないか?と私は考えました。私は髪を伸ばし、眼鏡をかけました。また、私はこの映画に、道化師を登場させたいと常々思っていました。道化師は、何が起こっているのかよくわからないが、周りに何らかの知恵を授けることができる人物です」。

自らの役どころだけでなく、本作には最高の映画のためにブラッドリー・クーパーが切望した、豪華キャスト&実力派スタッフが集結している。

リアルなニューヨークを舞台に、今を生きる悩める大人たちに愛する勇気を伝える、「これから」の物語に注目が集まる。

『これって生きてる?』は4月17日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。


(シネマカフェ編集部)

■関連作品:
これって生きてる? 2026年4月17日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開
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