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業界の活性化や職場環境の改善にひと役 日本映画界では希少、大泉洋&松田龍平主演『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』がファミリーデイ実施

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業界の活性化や職場環境の改善にひと役 日本映画界では希少、大泉洋&松田龍平主演『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』がファミリーデイ実施


大泉洋演じる便利屋「探偵」と、松田龍平演じる相棒「高田」が、毎度厄介な事件に巻き込まれていくシリーズの最新作『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』が12月25日(金)に公開。この度、撮影クランクアップ前日に〈ファミリーデイ〉イベントを実施、映像業界への理解を深め、気持ち良く働ける職場環境作りを目指す試みが行われた。

ファミリーデイは、直訳すれば“家族の日”。その仕事に携わる人間の家族やパートナーを職場に招待し、職場見学や交流企画を通じて日頃の支援に対する感謝の気持ちを伝えつつ、家族やパートナーに仕事への理解を深めてもらうイベントのこと。

日本の映像業界でもいくつかの作品で行われた実績はあるものの、まだまだ始まったばかり。今回、本作のファミリーデイでは、スタッフ・キャストの家族20世帯・総勢50名を東京練馬区の東映東京撮影所に招待し、探偵事務所のセットが組まれたスタジオ内での撮影見学や、スタッフ・キャストが食しているものと同じ現場メシ(※この日のメニューはカレー)の実食、記念撮影など、様々な企画を通じて交流が図られた。

白石和彌監督は、「映画を作る仕事は不規則で、長く家を空けることもある。家族やパートナーの協力なしにはできない仕事です。
また映画の撮影現場は秘匿性が高く、実際にどんな仕事をしているのかわからない、という家族も多いと思います。そこで、家族やパートナーに感謝の思いを込めてこうして現場に招待し、実際に撮影の様子を見てもらって“こんなふうに仕事しているのか”と安心し、理解を深めてもらえると嬉しいなと。また、こういうイベントを実施しながら、少しずつでも僕らの職場環境をよくしていきたい」と思いを語る。

「応援したい気持ちになりました」


常日頃自分を支えてくれている家族やパートナーへ感謝の思いを伝えると同時に、映像業界への理解も深まり、業界の活性化と職場環境の改善、さらには後進の育成を図る――このファミリーデーの実施によって監督をはじめとする現場スタッフの想いは確かに家族に伝わったようだ。

小道具担当スタッフの母親である女性は「いつも朝早く家を出て夜遅くに帰ってくる娘が心配でした。でも、こうして実際に働いているところを見たら、『がんばっているんだな。これは仕方ないな』と思い、応援したい気持ちになりました」とほっと胸をなで下ろした様子で語る。

また、照明担当スタッフを父親に持つ12歳と10歳の男の子はそれぞれ、「いつものお父さんとは違う感じで、真剣さに満ちあふれていました」「今日撮影現場を見てみて、機材を用意するのが大変なんだなと思いました。
いつもは面白いお父さんだけど、今日は真剣で格好いいオーラに満ちていました」と、“家にいるお父さん”とはまた違う、格好いい“仕事中のお父さん”に目を輝かせる。

大泉は見学に来た家族に、「みなさん、楽しんでいってください。みなさんのためにNGを出すかもしれません」など度々冗談を言い、笑わせる。昼休憩の際には撮影部スタッフを父親に持つ5歳の女の子と写真に収まり「懐かしいなぁ。娘が小さい頃を思い出す」と穏やかな笑顔に。

また、本作はその撮影の多くが北海道で行われ、首都圏に暮らすスタッフ・キャストは自宅に帰れない日々が長く続いた。

とりわけ、小さな子どものいる家庭ではいわゆるワンオペ育児となり、家族の負担が大きくなったそう。撮影担当スタッフの妻で、4歳と1歳の男の子の母親である女性は「同じ年頃の子どもを育てる女性と『(夫が)北海道に行っている時、大変だったでしょう?』と話したり。
『私、ひとりじゃない』と思えて嬉しかったです」と言い、笑みを浮かべる姿も。

すべてのイベントを終え、北海道の人気菓子店「北菓楼」のお菓子をおみやげに、総勢50名の家族が招待された今回。「やって悪いことはひとつもなかった」と、ファミリーデイの実施に手応えを得た様子の白石監督。このイベントが日本映画界で働く人々と彼らを支える人々の相互理解、職場環境のさらなる改善につながることを期待したい。

『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』は12月25日(金)より全国にて公開。

(シネマカフェ編集部)

■関連作品:
BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる 2026年12月25日より公開

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