「観客を旅へと連れ出す」N.Y.からアブダビまで『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』世界中を飛び回ったロケ撮影
ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソンらがスーパーイリュージョニスト集団<フォー・ホースメン>を演じる『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』。
本シリーズの大きな魅力のひとつが、世界各地で展開される壮大なイリュージョンの数々。1作目ではパリやニューヨーク、2作目ではロンドンやマカオなど、世界をまたにかけた強奪劇が繰り広げられてきたが、シリーズ最新作となる本作ではシリーズ史上最多の国と地域でロケを敢行。ルーベン・フライシャー監督は世界各地でのロケ撮影にこだわった理由について「現実の中で起きている出来事として観客に届けたかった」と明かした。
「ニューヨークの小さな倉庫から、最終的にもっとも現代的な都市アブダビへ」
スーパーイリュージョニスト集団<フォー・ホースメン>が華麗なイリュージョンを駆使し、大富豪の資金を奪い取る大胆な計画を次々と実行していく本作。
シリーズを通して世界各地を舞台にド派手な強奪劇を繰り広げてきたが、シリーズ最新作となる本作ではその規模がさらに拡大。シリーズ史上もっとも多くの国と地域でロケを敢行し、史上最大のスケール感でホースメンが因果応報のイリュージョン・ショーを仕掛ける。
本作のメガホンを取ったルーベン・フライシャー監督は、映画のリアリティを重視し、マジックシーンもCGに頼らず俳優陣が実際にマジックを行い実写で撮影することにこだわってきた。
そのこだわりは物語の舞台に対しても同様で、監督は「この映画は最初から、グリーンバックによる合成ではなく実際にロケ地に出向いて撮影をすべきだと思いました。スクリーンに映し出された映像が、まるで現実の中で起きている出来事そのものであるように観客に届けたかったのです」と語る。
さらに監督は「『グランド・イリュージョン』シリーズには観客を旅へと連れ出す旅行記のような魅力があります。ニューヨークの小さな倉庫から始まりヨーロッパの各都市を巡り、最終的にもっとも現代的な都市アブダビへと広がっていくのは、この映画にとって必要な進化だと思いました」と、物語の広がりとともに舞台も世界へと広がっていく構成への思い入れも告白した。
「シーンを書き直した」“ダイヤモンド工場”で初めて撮影許可
そんな本作の物語の中心となるのは、史上最高額のダイヤモンドの強奪計画。その撮影は世界有数のダイヤモンドの都ベルギーのアントワープで行われ、厳重なセキュリティを誇るダイヤモンド工場「HBアントワープ」内での撮影が今回初めて許可された。
さらに荘厳なアントワープ中央駅内での撮影には特に強いこだわりが詰まっているそうで、プロデューサーのボビー・コーエンは「アントワープ中央駅に下見に行ったとき、あまりにもその迫力に圧倒されたので、そこで撮影するシーンをわざわざ書き直したんです」と明かす。
「撮影監督のジョージ・リッチモンドもここでの撮影にとても力を入れてくれて、超広角アナモルフィックレンズを使い、駅を歩くキャラクターたちを捉えながら、カメラを有名な歴史的時計へとパンさせ、巨大な窓から差し込む陽光を映し出しました。
こんなシーンは他では再現できない。絶対に現地で撮る必要があったのです」と語り、スタジオ撮影では再現不可能なスケール感をもたらした撮影の裏側を明かした。
さらにクライマックスの舞台となるアブダビでは、近未来的な都市景観とラグジュアリーな建築、息をのむような広大な砂漠など圧巻のロケーションをフル活用。
監督は「私がこれまで撮影したことがないような壮大なスケールで、どこにカメラを向けても雄大なものが映る。このうえなく素晴らしい環境でした」と、かつてないほどに迫力満点の映像美へ自信を見せた。
そのほかにも、ブダペスト近郊の築150年の屋敷やチューダー様式の洋館、アントワープの有名なグラーテ・マルクト広場など、多彩なロケーションで撮影された映像の数々が融合し、シリーズ史上最大スケールのイリュージョンが完成した。
『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』は5月8日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)
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