三浦春馬主演『東京公園』がロカルノ映画祭出品! グランプリ金豹賞に期待
(Photo:cinemacafe.net)
現在公開中の三浦春馬主演、青山真治監督作『東京公園』が8月にスイスで開催される第64回ロカルノ国際映画祭の「インターナショナル・コンペティション」部門に招待されたことが明らかになった。
小路幸也の同名小説を映画化した本作。ある女性の尾行と撮影を頼まれたカメラマン志望の青年が、この依頼をきっかけに、幼なじみや義理の姉など身近な女性たち、そして自分自身と向き合っていく姿を描く。青山監督にとって4年ぶりの新作であり、三浦さんのほかに榮倉奈々、小西真奈美、井川遥らが出演している。
1946年からスイス南部のロカルノで開催され、ヴェネチア国際映画祭に次ぐ長い歴史を持つ同映画祭。期間中、約300本の作品が上映されるが、インターナショナル・コンペティション部門の作品は最高賞の“金豹賞”の選考対象となる。これまで日本作品では2004年に市川準監督『トニー滝谷』が準グランプリの審査員特別賞など3つの賞を受賞したほか、1970年には実相寺昭雄監督の『無常』、2007年の小林政広監督作『愛の予感』が金豹賞に輝いている。
『EUREKA ユリイカ』でカンヌ国際映画祭の国際批評家連盟賞とエキュメニック賞のW授賞をはじめ、これまでにも数々の国際映画祭に招待されてきた青山監督。