いま最も期待される俳優ツェン・ジンホアとは?『シンシン アンド ザ マウス/SINSIN AND THE MOUSE』 場面写真独占入手
『シンシン アンド ザ マウス/SINSIN AND THE MOUSE』より、いま最注目の演技派俳優ツェン・ジンホアにフォーカスした場面写真3点が、シネマカフェにて独占解禁された。
吉本ばななの短編小説集で第58回谷崎潤一郎賞(中央公論新社主催)を受賞した「ミトンとふびん」に収められた一篇「SINSIN AND THE MOUSE」を映画化。最愛の母を失った主人公「ちづみ」が、旅先の台北で「シンシン」という男性に出逢い、喪失感の中で再生していく姿を描いた物語。金馬映画祭Film Project Promotion(FPP)部門優秀企画に選出され、日台合作で映画化を実現した。
母を失い喪失感を抱えるちづみ(岸井ゆきの)に寄り添い、共にちいさな希望を見出していくシンシンを演じるのは、いま最も注目される演技派俳優のツェン・ジンホア。2019年、映画『返校 言葉が消えた日』でデビューし、LGBT映画として社会現象となった『君の心に刻んだ名前』では同性愛に揺れる青年の複雑な心情を繊細に表現。Netflixドラマ「もしも太陽を見なかったなら」では複雑な過去を抱える連続殺人犯を怪演し、Global OTT Awardsの主演男優賞にノミネートされている。また、大阪アジアン映画祭でも上映された『我が家の事』にて、台湾のアカデミー賞といわれる「金馬獎」で最優秀助演男優賞を受賞した。
現在日本では、第62回金馬獎にて最多11部門ノミネート、最優秀作品賞ほか4部門を受賞し話題の『霧のごとく』(チェン・ユーシュン監督)が公開中となる。さらに、今年の台北映画祭でアンバサダーを務めることが発表され、益々存在感を高めている。
ほぼ全編日本語での演技は初挑戦となったツェン・ジンホアだが、撮影前は日本語にはほとんど精通していなかった。そのためオファーは難航し、3回断ったという。それでも真壁幸紀監督は台北に赴くたびに足を運び、「日本人同士だったら絶対に言えないような、恥ずかしいほど熱い言葉で口説き続けた」と熱心にアプローチを続けたことを明かす。物語への共感と岸井ゆきのとの共演への興味も重なり、ついに出演が決まった。
ツェン・ジンホアは約3か月ほどの日本語レッスンを受け撮影に臨んだ。撮影現場では、日本語のセリフに真摯に向き合うツェン・ジンホア対し、岸井は毎回粘り強く付き合い続けていた。
「彼が相手だったからこそ、岸井さんのあの表情が生まれた」と真壁監督は断言する。言葉の壁を超えて共鳴する2人の繊細な感情の往復が、やがてひとつの“再生”の形を描き出していく。
演じる作品ごとに異なる表情を見せ、僅かな感情も汲み取り表現する俳優ツェン・ジンホア。今後の活躍にも目が離せない。
『シンシン アンド ザ マウス/SINSINAND THE MOUSE』は6月26日(金)より新宿バルト9、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。
© 2021 Banana Yoshimoto.
Based on the novel by Banana Yoshimoto, published by Shinchosha.
Rights arranged through ZIPANGO, S.L
©2026 映画「SINSIN AND THE MOUSE」FILM PARTNERS
(text:cinemacafe.net)
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シンシン アンド ザ マウス/SINSIN AND THE MOUSE 2026年6月26日より新宿バルト9、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開
Copyright © 2021 by Banana Yoshimoto All rights reserved. Japanese original edition published by Shinchosha Publishing Co., Ltd., Japan in 2021. The permission to use the original novel to produce this movie has been arranged with Banana Yoshimoto through ZIPANGO, S.L. ©2026映画「SINSIN」FILM PARTNERS