阪神の元監督、金本知憲を演じた俳優は?『栄光のバックホーム』豪華キャストを振り返り
元阪神タイガース横田慎太郎さんと彼を支え続けてきた人たちの感動の実話を映画化した『栄光のバックホーム』。横田さんの命日に追悼上映会も行われることも決定しているが、この度、本作の豪華キャスト陣を振り返ってみた。
2013年、阪神タイガースにドラフト2位指名され、翌年からプロ野球界でプレーした、横田慎太郎選手。そんな横田選手が2023年に28歳でその生涯を終えるまでを描いた『栄光のバックホーム』。
昨年11月28日に幻冬舎フィルム第一回作品として公開され、観客動員数約129万人、興行収入17.6億円の大ヒットを記録したのも記憶に新しいが、横田選手の命日である7月18日(土)に追悼上映会を実施することが決定している。
野球に生き、仲間に支えられ、そして家族に愛され、生きることを決して諦めなかった横田選手。本作は、野球人生を絶たれながらも、最期まで仲間を信じ、夢を追い続けたその姿が多くの観客の涙を誘い、野球ファンのみならず、家族の愛の物語として、多くの人々の心に刻まれる作品となった。
本作の主演を務めたのは、元高校球児でもある松谷鷹也。
新人でありながらも、本作の演技が評価され第50回報知映画賞新人賞、第49回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。そんな松谷演じる慎太郎の母・横田まなみを演じたのが、もう一人の主演である鈴木京香。母親役として、子どもを思う優しい眼差しと心強さで、作品に大きな力を与えている。
そして本作の見どころの一つは、この主演2人を取り囲むキャストが非常に豪華なこと。「日本映画界を代表する俳優陣が、こんなに集結した作品が過去あっただろうか?」と思ったほどである。しかも、そんな俳優陣が往年の野球ファンにはお馴染みの阪神OBや元監督など、実在の人物を絶妙な塩梅で演じているのだから、さらに驚きなのだ。
そこで今回、追悼上映を前に、主演・松谷と鈴木を支えた豪華キャストと演じた役をふり返ってみる。
元プロ野球選手、慎太郎の父
横田真之(高橋克典)元プロ野球選手で、母・まなみとは対照的に厳格でどこか息子とは少し距離を置いているようにも見える父・真之だが、横田選手が野球を始めるきっかけとなる多大な影響を与えた人物でもある。
『アウトレイジ ビヨンド』や「特命係長 只野仁」シリーズの高橋克典が演じているが、本作の秋山純監督とは『20歳のソウル』(22)、『明日を綴る写真館』(24)に続く出演となる。
3人の阪神レジェンドOB
金本知憲(加藤雅也)個人的に1番印象的だったのは、阪神タイガース元監督の金本知憲。金本氏といえば、“アニキ”の愛称で親しまれ、現役時代は広島東洋カープと阪神タイガースで活躍。走攻守揃った選手として、2000年にはトリプルスリーを達成、1492連続試合フルイニング出場(1999年~2010年)の世界記録も打ち立てた、まさに“鉄人”。
そんな金本監督を演じたのは、『アンフェア』や『キングダム』シリーズ、連続テレビ小説「まんぷく」などの加藤雅也。厳しくも常に横田選手を気にかける金本監督をスマートかつ紳士的に演じている。
掛布雅之(古田新太)
阪神初の日本一に貢献し、“ミスタータイガース”と呼ばれた掛布雅之を演じたのは、『空白』『ベートーヴェン捏造』や「不適切にもほどがある!」などの古田新太。古田の独特の雰囲気が、物語に安心感を与えている。
川藤幸三(柄本明)
「代打の神様」としてファンから親しまれた川藤幸三。引退後は野球解説者や野球評論家として活動。現在はYouTuberとしての顔も持ち、自身のチャンネル「川藤部屋」では横田選手がプロデューサーとして出演するなど親交を深めた。横田選手の告別式では川藤氏が弔辞を読むなど、2人は強い絆で結ばれていたようだ。
そんな川藤氏を圧巻の存在感で演じているのは、日本映画界を代表する柄本明。
本格実力派俳優陣がずらりと並ぶ
ほかにも、出演時間はわずかながらも、確かな存在感で作品に深みを与えているキャストが多数出演している。
平田勝男(大森南朋)
阪神タイガース二軍監督
田中秀太(萩原聖人)
慎太郎の才能を見出す恩人の担当スカウト
土屋明洋(上地雄輔)
慎太郎とリハビリに励むトレーナー
鍵山博久(小澤征悦)
大阪の大学病院での慎太郎の主治医
沼田徹(田中健)
神戸の大学病院の慎太郎の主治医
門倉勉(佐藤浩市)
ホスピスの慎太郎の担当医
澤居修(平泉成)
鹿児島の優しき隣人
もちろん本作には、前田拳太郎、伊原六花、山崎紘菜、草川拓弥ら旬な若手俳優も集結。28年の生涯を駆け抜けた横田選手を支えた仲間として、物語を盛り上げている。
すでに鑑賞済みの方、まだ観ていない方も、今回の追悼上映会にはぜひ劇場に足を運んでいただきたい、注目の作品となっている。『栄光のバックホーム』横田慎太郎さん追悼上映会は7月18日(土)実施。
(りんごあめり)
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栄光のバックホーム 2025年11月28日より全国にて公開
©2025「栄光のバックホーム」製作委員会