弱冠20歳、J・ローレンスが放つ迫真の演技に注目 『ウィンターズ・ボーン』予告編
(Photo:cinemacafe.net)
アメリカ・ミズーリ州の山村の厳しい生活と独特の村社会を、緊迫感あふれる映像と共に映し出す本作。ジェニファーが演じるのは、本来なら青春真っ只中の年頃の17歳の少女・リー。行方不明の父親、そして心を病んでしまった母親の代わりに、一家の大黒柱として幼い弟と妹の世話に追われる日々の中で、ある危機が訪れる。ドラッグ・ディーラーだった父親は逮捕された挙句、自宅と土地を保釈金の担保にしていたのだ。ジェニファーは家族を守るため、意を決して父親捜しの旅に出るのだが、その旅路は危険すぎるものだった…。
17歳にして絶望の崖っぷちに立たされたリーの、何度転んでも立ち上がるたくましさと並々ならぬ“覚悟”は、観る者すべてに力強さを与えてくれる。その一方で垣間見える、17歳の少女の感情の揺らめきを、ジェニファーは見事に体現。
唯一無二の演技派女優の誕生、といっても過言ではないだろう。また、映像のバックで流れるフォーク・ミュージックもこの映画の重要な要素のひとつ。アメリカ山間部特有の風土や空気感がよく伝わってくる。
脚光を浴びた前作『X-MEN :ファースト・ジェネレーション』で魅せた、セクシーなミュータントと同一人物とは思えぬ、ジェニファーの迫真の表情にご注目!『ウィンターズ・ボーン』は10月29日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。
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ウィンターズ・ボーン 2011年10月29日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開
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