2011年8月17日 12:35
全米大ヒットに導いた理由はここから? 『親愛なるきみへ』切なき手紙に隠された秘密
(Photo:cinemacafe.net)
チャニング・テイタムとアマンダ・セイフライドの若手実力俳優の主演で贈るラブストーリー『親愛なるきみへ』。本作の原題『DEAR JOHN』にはチャニング扮する主人公・ジョンの名前があてられているが、そこには物語に通ずるあるエピソードが隠されていることをご存知だろうか?
原作は『きみに読む物語』(’04)の著者、ニコラス・スパークスによる2006年の“最も読まれた恋愛小説”。2週間の休暇で帰郷した若き軍人ジョン、その地に訪れていた大学生のサヴァナと出会い、2人は恋に落ちる。やがてジョンは任地に戻り、サヴァナは大学に戻るため離れ離れに。2人は手紙のやり取りを通じて絆を深めていくがのだが、9.11をきっかけに関係がすれ違い始め…。
“手紙”を軸に、切ない恋愛が感動を呼ぶ本作だが、この物語を作るヒントとなったのが「Dear John Letter」の存在だ。「Dear John Letter」とは、アメリカで一般的に女性から男性へ別れを告げる手紙を指す。新しい恋人ができた場合に使われることが多いが、面と向かって会うことが難しいときや、または会うことを望まない場合に使われるようだ。