2011年8月24日 14:18
80歳高倉健、6年ぶりの映画は妻を亡くした男のロードムービー!
(Photo:cinemacafe.net)
今年80歳を迎えた高倉健の6年ぶりの新作映画で、夫婦の絆を描いた『あなたへ』が降旗康男監督とのコンビで製作されることが決定!撮影を前に意気込みを語った健さんのコメントも到着した。
『駅 STATION』、『鉄道員』など数々の名作を世に送り出してきた降旗康男監督と健さんのゴールデンコンビによる19作目の作品となる本作。健さんにとっては2005年の『単騎、千里を走る』以来、通算205作目の映画出演となる。
健さんが演じるのは、北陸の刑務所の指導技官の男・英二。50を過ぎて刑務所に慰問に来ていた歌手の洋子と結婚し、平穏で幸せな日々を送っていたが洋子は53歳の若さで亡くなってしまう。その後、英二は洋子からの絵はがきを受け取る。そこには「故郷の海に散骨してほしい」という彼女の望みが。なぜ生きているうちに言わなかったのか?15年連れ添った彼女の真意を知るべく、故郷の九州へと旅立つ英二。
1,200キロの旅の中で人々に出会い心を通わせ、彼女の故郷の海で散骨した英二は妻の本当の想いに気づくことに…。
本作の製作の始まりとなったのは、健さんと降旗監督のコンビによる『夜叉』、『あ・うん』のプロデューサーを務め、2008年に亡くなった市古聖智が遺した原案。