戸田恵梨香、客席からの「エリカ様」コールに困惑
(Photo:cinemacafe.net)
熱血警察官と劣性遺伝の真っ白い警備犬が絆を育み、連続爆破事件に立ち向かう姿を描く。台風が近づく中、屋外でファンに見守られて会見が行われた。登壇陣はリムジンに乗って会場に到着、市原さんらが姿を現すと会場は黄色い歓声に包まれた。市原さんは客席に向かって深々とお辞儀。「(映画が)家族や仲間、友達、恋との懸け橋になれば」と語った。
本作の撮影のさなかに東日本大震災が発生したが、市原さんは「災害があったから出来ない、じゃなくてこんなときだからこそ仕事に誇りを持ってやろうと思いました」と胸の内を明かした。戸田さんも「『いま、仕事をすべきときなのか?』と迷ったりもしましたが、いま出来ることはお芝居だと思い、いままで以上に使命感を持って臨みました」と頷いた。
時任さんは「大変なハードルを乗り越えて完成した作品です」と感慨深げ。阿部さんも「使命感を持って取り組みました」と語り、村上さんも「素晴らしいキャスト、スタッフと一緒に作った作品です」と胸を張った。
竹山さんは観客から「竹山!」と呼び捨てでコールされ「何人か顔覚えてるからな!」とのっけからキレ気味。竹山さんが話しているときに、車道からクランクションが鳴らされると「うっせーな!」とブチ切れ、客席を沸かせていた。
「ちょっとでも時間が空くと犬と一緒にいた」という市原さんの言葉通り、キャスト陣はみな、常に犬とコミュニケーションをとりながら撮影に臨んだという。市原さんは「家に持って帰りたくなるくらいかわいかった」と言うほど、バディとなったシロに思い入れたっぷり。アクションシーンでは、戸田さんと犬と共に炎に包まれながら撮影することもあったが「シロに『大丈夫だよ、楽しんでやろう』と話しかけていた」と市原さん。スタッフもキャストもすすで真っ黒になり「シロがクロになってました(笑)」と苦労を明かしてくれた。
その後の舞台挨拶には主題歌を歌う「シクラメン」も登場。主題歌「僕の宝物」を初めて観客の前で熱唱し、会場は温かい拍手に包まれた。力強い生歌に市原さんは「メッセージを伝えようとする姿に心打たれました」と大感激の様子だった。この舞台挨拶でも竹山さんはあちこちから「竹山!」と呼び捨てにされ「うっせー!バカ野郎」と暴発。一方、戸田さんは「客席から『恵梨香さま!』という声が聞こえたんですが、どうとらえたらいいのか…。迷子になってます」と苦笑を浮かべていた。
『DOG×POLICE純白の絆』は10月1日(土)より全国東宝系にて公開。
■関連作品:
DOG×POLICE純白の絆 2011年10月1日より全国東宝系にて公開
© 2011「DOG×POLICE」製作委員会
■関連記事:
新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設
戸田恵梨香、40キロの犬に引きずられるも共演陣は心配どころか爆笑!
戸田恵梨香、被災地でも活躍している警備犬のハンドラー役で市原隼人と共演