もし、植物も私たち人間を観察していたら?…トニー・レオン主演『静かな友人』ティザーポスター&予告
12月4日(金)より公開される、トニー・レオン初のヨーロッパ映画主演作『静かな友人』のティザーポスターと予告編が解禁された。
本作は、「もし、植物も私たち人間を観察していたら?」という問いから始まる知的ミステリー。約100年の時間軸を行き来しながら、ドイツの大学構内にそびえる大きなイチョウの木と登場人物たちとの、種を超えた深遠な交流を描く。
監督は、第42回カンヌ国際映画祭でカメラ・ドールを受賞した『私の20世紀』、第67回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した『心と体と』で世界中の映画ファンを魅了してきたイルディコー・エニェディ。
主演には、『花様年華』など数多くの名作で国際的な評価を確立した名優トニー・レオンを迎えた。植物との交流を試みる主人公の神経科学者は、トニー・レオンのためにあて書きされた役で、脚本に深く共鳴した彼が出演を決意した。本作はトニー・レオンにとってキャリア初のヨーロッパ映画主演作となる。
共演には、名だたる映画作家の作品からハリウッド大作まで多彩なフィルモグラフィーを誇るレア・セドゥが名を連ねる。
本作は、第82回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、最優秀新人俳優賞(ルナ・ベドラー)、国際批評家連盟賞を含む6賞を受賞した。
さらに、第69回サンフランシスコ国際映画祭では、『アフター・ヤン』や『オデッセイ』などを支援してきたスローン財団によるスローン・サイエンス・オン・スクリーン賞を受賞するなど、科学・環境・倫理といった多様な領域から高い評価を受けている。
また、第50回トロント国際映画祭にも出品され、第61回シカゴ国際映画シルバー・ヒューゴ賞も受賞している。
この度解禁された予告編は、ドイツの大学へ客員教授として招聘された神経科学者トニー・ウォン(トニー・レオン)が大学で講義をするシーンから始まる。
パリの植物園で働く科学者アリス(レア・セドゥ)との出会いをきっかけに、「もし、植物も我々を観察していたら?」という問いに突き動かされ、大学構内にそびえる一本のイチョウをモチーフにした奇妙な実験を始める。
物語はやがて、厳粛なモノクロフィルムと色彩豊かな16ミリフィルムで描かれる二つの時代へと遡っていく。男性中心の社会だった1908年に大学初の女子学生となったグレーテと、自由な時代の空気が漂う1972年に自分の居場所を探す青年ハンネス。彼らもまた同じイチョウの木に触れ、それぞれの方法で植物との対話を実践していた。
併せて解禁されたティザーポスターでは、大きな一本のイチョウの木と、その木をめぐる実験に取り組むトニー・レオンの姿が印象的に捉えられている。
『静かな友人』は12月4日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、シネマート新宿、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)