『アベンジャーズ/エンドゲーム』を超えていく!監督が明かす最新作『ドゥームズデイ』3つの共通点
2026年最大のマーベル注目作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に先駆け、新映像を追加した特別バージョンとして再上映される『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』。その成功を支えたのは、10年以上にわたって積み重ねられた壮大な物語だけではない。実は、作品を生み出す“製作過程”そのものにも、常識破りのアプローチが取り入れられていた。『エンドゲーム』を手掛けたアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が、最新作『ドゥームズデイ』でも同作を踏襲するような製作が行われていることを明かした。
脚本さえ渡さない!? 徹底した“秘密主義”
全生命の半分をサノスの手によって奪われるという、アベンジャーズの完全敗北によって幕を閉じた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。ヒーローの“負け”という衝撃的な幕切れに世界中の観客は驚き、その結末の先を描く『アベンジャーズ/エンドゲーム』は当時、異例の注目を集め、撮影現場では徹底した“秘密主義”が敷かれていた。
あらゆるリスクを回避するために、脚本全体を渡すキャストはアイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.のみに限定。初代キャプテン・アメリカであるスティーブ・ロジャース役のクリス・エヴァンスや、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチにも脚本の一部しか渡さず、“ネタバレ王子”として知られるスパイダーマン役のトム・ホランドにいたっては脚本そのものを渡さず、自身のセリフだけを渡して撮影していた。
さらに撮影後の映像編集は、全てオフラインのパソコンを使用するよう義務付けられており、かつてない厳戒態勢の中で製作が進められていた。
最新作『ドゥームズデイ』でも、この徹底したセキュリティ対策は踏襲されており、バッキー・バーンズ役のセバスチャン・スタンは「撮影が終わっても、この物語のことは全く分かりません。なぜなら脚本が渡されませんでしたから。プロデューサーたちは、ジャーナリストからの質問を避けるために、脚本を全部読ませたくなかったんです」と、本作でもキャストが全容を知らぬまま撮影が行われたことを告白。
いまなお『ドゥームズデイ』の詳細は明らかになっておらず、ファンたちの期待は日を重ねるごとに高まっている。
前例のない圧倒的な巨大プロジェクトへの挑戦
そして両作のもう1つの共通点は、前例のない圧倒的な巨大プロジェクトへの挑戦だ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』という、MCU史上最大規模のプロジェクトを大成功に導いたルッソ兄弟。この挑戦をふり返りジョー・ルッソは「想像を絶するし、あれほどクレイジーな撮影は他に考えられません。
しかし、『エンドゲーム』で皆さんの期待値が上がった分、それを超える作品にするために『ドゥームズデイ』は、さらに難しいプロジェクトになりました」と、その過酷さを明かしつつ、最新作がさらに高い壁としてルッソ兄弟の前に立ちはだかったことを告白。
しかし、前作を上回る巨大プロジェクトについても「『ドゥームズデイ』も肉体的に非常に厳しい映画でしたが、その経験はすでに味わっているので大きな問題にはならないし、次の作品は観客にとって、より豊かで充実し、驚きを与えてくれる体験になる」と語る。『エンドゲーム』での成功を糧に、かつて世界中を熱狂させた2人が、その経験と手腕を結集して挑む『ドゥームズデイ』は、どんな新たな興奮と驚きをもたらすのかにも注目だ。
ハリウッド主演級キャストの壮大なアンサンブル
さらに『エンドゲーム』と『ドゥームズデイ』の製作現場では、ハリウッドを代表する役者陣を一堂に集める、壮大なアンサンブルという共通点も挙げられる。
『エンドゲーム』では、主演級の豪華キャストが集結し、それぞれが演じるヒーローたちが一堂に会する“アッセンブル”を実現。多数のスターとキャラクターを1つの物語の中で共存させる、前例のない挑戦についてアンソニー・ルッソ監督は「『エンドゲーム』は、役者とキャラクターたちのアンサンブルが、どれほど広大なスケールを持ち得るのかを検証する大規模な実験でした」と語る。
そして、その挑戦は最新作『ドゥームズデイ』へと受け継がれ、さらなるスケールへと押し広げられている。今回は、アイアンマン役で知られるロバート・ダウニー・Jr.が、アベンジャーズの前に立ちはだかるヴィラン、ドクター・ドゥームとして登場。
さらに、初代キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを演じたクリス・エヴァンスもMCUへ復帰するなど、ハリウッドを代表するスターたちが再び集結することになる。
アンソニー・ルッソ監督は「もし私たちが『エンドゲーム』で、アンサンブルによる物語作りに才能とセンスを持っていると言われたなら、『ドゥームズデイ』では間違いなくこれまで以上に自分たちの限界を押し広げることになります」と、自らが作り上げた伝説的な作品での経験を踏まえ、それを超えていくことを約束。規格外の製作現場を乗り越え、映画史に名を刻む超大作として世界を魅了した作品が『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』として、スクリーンに帰ってくる。
『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』は9月23日(水・祝)より全国にて期間限定公開。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は12月18日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)
■関連作品:
アベンジャーズ/ドゥームズデイ 2026年12月18日より全国にて公開
©2025 MARVEL.
アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール 2026年9月23日より10月8日まで全国にて公開
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