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妻夫木聡、石井克人監督と念願タッグも「観終わったら、ご飯食べづらい映画」

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妻夫木聡、石井克人監督と念願タッグも「観終わったら、ご飯食べづらい映画」

(Photo:cinemacafe.net)

エンターテインメント性豊かな演出が国内外から高く評価されている石井克人監督の最新作『スマグラーおまえの未来を運べ』の完成披露試写会が9月22日(木)、東京・新宿バルト9で開催され、石井監督を始め、妻夫木聡、永瀬正敏、松雪泰子、安藤政信、高嶋政宏、我修院達也、テイ龍進という豪華キャスト陣が舞台挨拶を行った。妻夫木さんは長年、石井監督とのタッグを待ち望んでいたといい「もう最高ですね!今回はオファーをいただいた瞬間に『やる』と決めました。とにかく五感で感じてもらえれば…。スカッとしますが、観終わったらご飯は食べづらい映画かも」とアピール。一方の石井監督は「基本、アクションエンターテインメントですが、ある種ホラー。心の準備をしてもらえれば」と意味深に語った。

主人公は妻夫木さん演じるフリーターの涼介。誘われるままに儲け話に乗り、逆に多額の借金を背負ったために“日給5万円”という危険な裏稼業に手を染める。
“スマグラー”と呼ばれるその仕事は、死体の運搬処理だった。たった一度のミスすら命取りになる、死と隣り合わせの世界に飛び込んだ涼介の身にさらなるトラブルが襲いかかり…。原作は「闇金ウシジマくん」(小学館刊)で知られる漫画家・真鍋昌平の初期の連載作品「SMUGGLER(スマグラー)」。

妻夫木さんは「冒頭は『こいつ、ダメだなぁ』という第一印象を抱いてもらいたかったので、役作りはとにかく不摂生すること。毎日眠らずダラダラ過ごして、食事のバランスも悪くしました。おかげでいい具合に顔がむくんで(笑)」と仰天エピソードを披露。スマグラーのリーダー的存在を演じる永瀬さんとは10年来の友人ながら、今回が初めての本格的な共演で「やっと実現できてうれしいですね」と大喜び。一方の永瀬さんも「ずっと努力を見てきたので、感慨深いですね」と少し照れくさそうだった。


松雪さんはゴスロリファッションに身を包む闇社会の便利屋の社長・山岡役で「楽しませていただきました」とご満悦。また、妻夫木さんと安藤さんは『69 sixty nine』以来の共演で「妻夫木とはいい関係ができていたので、『今回もいい映画にしようぜ』的なメールを送った」(安藤さん)、「してないでしょ!」(妻夫木さん)と丁々発止のやり取りで会場を沸かせた。高嶋さんは妻夫木さんを相手に、拷問シーンを怪演!「妻夫木さんの表情がいいんですよ〜。だから僕もどんどんのめり込んで、遠慮せずバンバンやらせていただいた」と妻夫木さんにホレボレ(!?)していた。

『スマグラーおまえの未来を運べ』は10月22日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。

■関連作品:
スマグラーおまえの未来を運べ 2011年10月22日より全国にて公開
© 真鍋昌平・講談社/2011「スマグラーおまえの未来を運べ」製作委員会

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