市原隼人、犬用のケーキを食べて「味が薄いっすね」と目を白黒
(Photo:cinemacafe.net)
人一倍強い正義感を持つ若き熱血警察官・勇作と、劣性遺伝のため警備犬への道を閉ざされていた犬・シロの絆を描いた本作。「この映画が家族の会話のきっかけになれば」と挨拶した市原さんは、シロが登場すると「愛し合ってます!」とデレデレに。「犬は一番の表現者。人間は変な逡巡をしてしまうときがあるけれど、犬は会いたかったら『会いたい!』、寂しかったら『寂しい』、嫌だったら『イヤ!』と体全体で表現するので、『これでいいんだよな。人間ももともとはそうだったんだよな』と勉強になりました」と、ストレートに気持ちをぶつけることの大切さを語った。
そんな市原さんとシロのコンビネーションを、七高監督は「炎のシーンの撮影はシロも怖がっていたけど、市原くんとの絆が出来上がっていたので撮影できました。あの絆がなければ成立しなかった」と絶賛。
「絆の大切さを少しでも感じ取ってもらえたら嬉しいです」と語った。
一方、紅一点の水野夏希を演じた戸田さんは「彼女は男女の肉体的ハンデがあっても、努力で認められた人。映画を通して、一人でも多くの女性に勇気やパワーを感じてもらいたいです」と、ニッコリ。「無口キャラで売っている」という時任さんは、「面白いと思ったら、ツイッターや、ブログや、Facebookを通じて伝えて」とアピールして笑いを誘った。また、村上さんは満員の観客がいる光景を眺めて「映画館にワアーっと人がいると最高ですね!」とご満悦。竹山さんが「ザキヤマや有吉にまためちゃくちゃ言われるけど、初日にお客さんが入っているのを見る瞬間がいつも幸せ」と喜ぶと、阿部さんは「みなさんのお顔を見ると、楽しんでいただけた様子」と、手ごたえを語った。
さらにこの日は、地方のキャンペーンなども一緒に回ったシロを労うため、市原さんと戸田さんが前日に作った犬用のケーキが登場。「肉球がいいね」「シロと似ているね」と、時任さんたちにも好評で、喜んだ戸田さんが竹山さんに「食べたいですか?」と無茶ぶりする一幕も。
そんな中、さつまいもなどから作られているため、人間も食べられるとの解説があると、客席からは「竹山〜!」の声があがり、「本当に食べれるの?大丈夫?」といぶかしがりながらも竹山さんが試食。しかし、砂糖や塩を一切使っていないケーキは「マズイっ!」と一刀両断されてしまい、続けて食べた市原さんも「味が薄いっすね」と目を白黒。それでも、夢中になってケーキを食べ続けるシロの姿を見て「気持ちが入っているのでおいしかったです」と笑顔を見せ、「いきなりですけど、人生楽しんでほしい。楽しいことはもちろん、嫌なことでも楽しめると思うんです」と熱いメッセージを送っていた。
『DOG×POLICE 純白の絆』は全国東宝系にて公開中。
■関連作品:
DOG×POLICE純白の絆 2011年10月1日より全国東宝系にて公開
© 2011「DOG×POLICE」製作委員会
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