2011年10月5日 16:56
宮崎あおい&堺雅人 夫婦になれる喜び、「一緒にいることが当たり前」の関係
(Photo:cinemacafe.net)
生真面目なサラリーマンの夫が、ある日突然うつ病に…。『ツレがうつになりまして。』はシリアスな題材を扱いながらも、ほんわかと温かみのある感触が心地良い夫婦の物語だ。しかも、主人公夫婦を演じるのが大河ドラマ「篤姫」でも夫婦を演じた宮崎あおい&堺雅人だというのだから、もはや感動は保証済み!?そんな“安心感”を抱いたのは、観客となる私たちだけではないようだ…。
互いに感じた安心感「一緒にいることが当たり前だった」(宮崎さん)
「妻役があおいちゃんと聞いたときから安心感を感じましたね。病気の役を演じる場合、どうしても不安定になってしまいがちなものなんですが、安心感のある相手だとより不安定になれる。おかしな言い方ですけどね(笑)」と先に口を開いたのは堺さん。「あおいちゃんが相手で本当によかったです」と微笑みながら放った一言に、宮崎さんが続く。
「『篤姫』のときの私は堺さんが家定でいてくれたから、篤姫として徳川を守ることができた。あのときの経験は本当に幸せなものだったんです。なので、今回もまた夫婦になれる嬉しさを感じましたし、何の不安もなく現場に入ることができましたね。