クリント・イーストウッド、3年ぶりに俳優業に復帰か? 映画主演を検討中
(Photo:cinemacafe.net)
日本では高倉健の6年ぶりの映画主演が話題を呼んだが、ハリウッドでも大物の復活劇に注目が集まっている。2008年に監督・主演した『グラン・トリノ』をもって俳優業は引退したと言われていたクリント・イーストウッドが、野球を題材にした新作映画でカムバックするかもしれない。
「Hollywood Reporter」誌によると、作品はイーストウッドの製作会社「マルパソ・プロダクション」のビジネス・パートナー、ロバート・ロレンツの監督デビュー作『Trouble with the Curve』(原題)で、視力を失いつつある年老いた野球スカウトの男が娘を伴って、アトランタまで有能な選手をスカウトに行く物語。
監督としてはその後も『インビクタス/負けざる者たち』、『ヒア アフター』を発表しているイーストウッドはレオナルド・ディカプリオがFBI長官のジョン・エドガー・フーバーを演じる最新作『J・エドガー』(原題)が完成したばかり。当初は次回作としてビヨンセを主演に『スター誕生』(1937)のリメイクを予定していたが、ビヨンセの妊娠によって製作延期となった。
そこでスケジュールに余裕ができ、俳優業への復帰を考えるようになったという。