アンジェリーナ・ジョリー、UNHCR親善大使としてリビアを訪問
(Photo:cinemacafe.net)
アンジェリーナ・ジョリーが11日、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)親善大使としてリビアを訪問。同地で復興支援にあたっているUNHCRや国際医療援助団体「国境なき医師団」らと面会し、支援物資を届けた。
アンジェリーナは2日間の滞在中、首都・トリポリと、2月から始まった内戦の激戦地の1つであるミスラタを訪れ、41年間に及んだカダフィ大佐の独裁政権が崩壊状態となった9月以降、人々はどのように暮らしているかを視察した。
AP通信の取材に「リビアに来た理由はいくつもあります。あらゆる点で過渡期にある国を見ること、そしてアラブの春の約束を実現させるために行われている努力を見ることです」と話し、「国内には行き場をなくした難民の人たちがいます。法、治安、衛生、教育、健康など人道的な支援も必要とされています」と目の当たりにしたリビアの現状について語った。
リビアの様々な勢力の代表者とも話し合うが、「それよりもまず地元の人々の話を聞くつもりです。彼らとの連帯を示すために私はここに来ました。
復興作業がリビアの未来を決めるのです」と支援活動に意欲を見せるアンジェリーナは、パートナーのブラッド・ピットと共に、飢饉に苦しむソマリアの人々のために34万ドルの寄付も行っている。