ジョージ・クルーニーが一歩リード? オスカー前哨戦の火蓋が落とされる!
(Photo:cinemacafe.net)
来年2月に迎える第84アカデミー賞の前哨戦の幕開けとも言うべき「第15回ハリウッド映画祭」で、このほどジョージ・クルーニーが『ザ・ディセンダンツ』(原題)で主演男優賞を受賞することが決定。先日のトロント映画祭での喝采に続き、アカデミー賞に向けて一歩リードとなった。
『ザ・ディセンダンツ』でジョージが演じるのは、妻の不慮の事故により彼女の隠された秘密を知り、苦悩しながらも、悲劇をきっかけに自らの家庭と向き合うことになる父親。本作は先のトロント映画祭で多くの批評家や観客たちから大絶賛の声を集めており、アカデミー賞主要賞の有力候補と言われている。俳優のみならず監督としても多才ぶりを見せるジョージだが、アカデミー賞では『フィクサー』、『マイレージ、マイライフ』と2度にわたり主演男優賞にノミネートされながらも惜しくも受賞を逃してきた。今年で50歳を迎えるジョージ、悲願の栄冠を手にすることはできるのか?
ほかの主要部門では、ミシェル・ウィリアムズがマリリン・モンローを演じた『My Week with Marilyn』(原題)ほか2作品で主演女優賞に、『人生はビギナーズ』のクリストファー・プラマー、『Shame』(原題)