小池徹平×生瀬勝久インタビュー 『サラリーマンNEO』は日本の縮図?
(Photo:cinemacafe.net)
そもそもが“異色”のTV番組である。タイトル通り、サラリーマンの姿をこれまでにない新たな形で描き、コアな支持を集めるバラエティ番組「サラリーマンNEO」。常に“NHKらしからぬ”という枕詞でもって評されてきた本番組がまさかの映画化!しかもTVシリーズのようなコントやショートドラマによるオムニバスではなく、1本のストーリー映画として。さらに、過去のTVシリーズでメインを張ってきた生瀬勝久や沢村一樹を差し置いて主演を務めるのは、「NEO」未経験の小池徹平。まさに異色続きの劇場版となっているのだ。小池さんと生瀬さん――ビール会社の新入社員の主人公とその上司を演じた2人に今回の『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』の魅力を語ってもらった。
今回の映画化を「夢にも思わなかった」と語るのは、8年前に単発の番組として始まったときから参加している生瀬さん。
「吉田(照幸)監督とはその頃から公私ともに仲良くしてて、毎年、レギュラー放送が終わると反省やふり返りのメールを交わしていたんです。
4年目か5年目のメールに『実は、この番組を映画にしたいんです』と書いてあって、何をバカなこと言ってるんだ?と。