難役乗り越え、会心の笑み 松坂桃李『アントキノイノチ』舞台裏の貴重な写真が到着
(Photo:cinemacafe.net)
さだまさしの同名小説を原作に、ある事件を機に心を閉ざしながら生きる2人の男女(岡田さん&榮倉奈々)が、遺品整理業の現場で死者が人知れず遺したもの、そこに込められた思いに触れることで命の尊さに改めて気づいていく姿を描いた感動作。第35回モントリオール世界映画祭で「イノベーションアワード」を受賞し、第16回釜山国際映画祭の“アジアの窓”部門で上映され大反響を呼ぶなど、国際的に高い評価を集めている。
今回届いた写真では、共演者やスタッフから祝福され、ファンでなくとも胸キュン必至の満面の笑みを見せる松坂さんの姿が。それもそのはず、今回、人間の悪意と弱さを同時に表現しなくてはならない難役を与えられた松坂さん。この写真にうつる彼の笑顔は、役と向き合い、俳優・松坂桃李として一歩成長できたことに対する達観の笑顔なのだ。松坂さんは自身が演じた、杏平の抱える過去の暗い影を生み出した原因となる青年・松井役について、「原作を読んだ際、松井にまったく共感できなかったので、本当に苦しみながら、時には自己嫌悪に陥りながら演じました」と相当な葛藤と苦労があったことを明かす。
だがその甲斐あって「完成した映画を観て、松井は誰よりも生きたい気持ちが強くて、その伝え方が人と違っただけなのかもしれないと思えるようになって、彼に共感することができました」と役に寄り添えるまでに。
松坂さん同様、主演の岡田さんも公開前のイベントの場で、本作で成長したことを常に口にしていたが、同じ試練を闘い抜いた“戦友”でもある2人は、撮影初日の登山のシーンから早くも仲良くなっていたそうで、撮影が終わった後にはよく飲みにも行っていたとか。劇中からは想像できない男同士の友情も、本作の物語に深みを与えているのかもしれない。
『アントキノイノチ』は全国にて公開中。
■関連作品:
アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開
© 「アントキノイノチ」製作委員会
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