“希望”への想いを込めて スピルバーグ最新作『戦火の馬』予告編&ポスター公開
(Photo:cinemacafe.net)
先週末より公開を迎え好評を博している『リアル・スティール』の製作を手がけた巨匠スティーブン・スピルバーグの監督最新作にして早くもオスカー最有力候補として注目を集める感動作『戦火の馬』の予告編がシネマカフェに到着した。
1982年にイギリスで出版されブロードウェイで舞台化もされた同名小説を原作に、第一次世界大戦時下のイギリスを舞台に、ある一頭の美しい馬と悲劇に打ちのめされながらも希望を失わずに生きる人々の姿を描き出す。
スピルバーグというとSF大作映画の名手というイメージが先行する人もいるだろうが、『シンドラーのリスト』(’93)や『プライベート・ライアン』(’98)といった戦争を題材にした社会派ドラマを数多く手がけてきているひとり。そんな彼が今回スクリーンに映しだすのは、戦時下の壮絶な時代を生きる美しい馬とひとりの青年の出会いから別れを軸にした壮大な物語。こちらの予告編映像では、スピルバーグとこれまでも数多くのタッグを組んできた撮影監督ヤヌス・カミンスキーが切り取り、スピルバーグもこだわった美しく広大な草原が画面いっぱいに広がり、“戦火の馬”となる運命を背負ったジョーイと青年・アルバート(ジェレミー・アーヴィン)