人生の岐路に見る女性の力強さ、そして希望 『サラの鍵』女性読者アンケート発表
(Photo:cinemacafe.net)
いままで多くを語られることのなかった、フランス・パリでのユダヤ人迫害事件“ヴェルディヴ事件”に隠された一人の少女の苛酷な運命と、時代を超えて彼女の残した足跡をたどる一人の女性ジャーナリストの運命の交錯を描いた、珠玉のヒューマン・ドラマ『サラの鍵』が12月17日(土)より公開となる。シネマカフェではこれに先駆けて開催した女性限定試写会で、本作で描かれる女性としての生き方への共感についてアンケートを実施した。そこで集められた回答には、新しい一年に向けての力強いメッセージが多く込められていた。
映画は第二次世界大戦中、家族と共に連行されたユダヤ人収容所から逃亡し、生き抜く覚悟で数々の試練と戦う、わずか10歳の少女・サラのその後の足跡を追っていくと共に、その真実を追う女性ジャーナリスト、ジュリアの女性としての生き方を真摯に見つめていく。ジュリアは現代のパリで夫と娘と幸せに暮らす45歳の女性。だがある日、夫の祖父母から譲り受けたアパートのかつての住人がサラを含むユダヤ人一家であったことを知ったのをきっかけに、家族をも巻き込む人生の決断を強いられることになる――。